甘辛い鶏そぼろをつくっておいて、そこににんにく、生姜、玉ねぎなどでさらに味を深めたエスニック風の炒め物。菜の花の力強い味わいはカレー味にしても衰えることはありません。くるみの歯ごたえと香ばしさはお酒にもぴったり。
鶏そぼろ | 150g |
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にんにく | 小1片分(みじん切り) |
生姜 | 小1片分(みじん切り) |
玉ねぎ | 50g(みじん切り) |
くるみ | 30g(粗く刻んだもの) |
菜の花 | 1束(200g) |
塩 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1~1.5 |
クミンシード | 小さじ1/2(あれば) |
カレー粉 | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ1 |
菜の花は葉をむしってざく切りに、茎は長さ2㎝に切る。鍋に湯を沸かして塩を加え、菜の花を入れて30秒ほどゆで、取り出して水気を絞る。
熱したフライパンにオリーブにオイルをひき、にんにく、生姜、玉ねぎを炒め、香りが立ってきて玉ねぎが透き通ってきたら、あればクミンシードを入れる。クミンシードの香りが出てくるまで炒める。
鶏そぼろを加えて炒め合わせ、くるみを加え、カレー粉、醤油を加えて混ぜる。
四季に寄り添った食と暮らしを提案する料理研究家。料理教室「日々の飯事」主宰。菜園での野菜づくりがライフワーク。春夏秋冬それぞれの季節が極まり、次の季節の準備期間である「土用」を暦の中でも特に大切にしている。一児の母となり、忙しい日々の中で家族への想いも増してさらに深く土用を考えるようになった。
文・中村裕子 写真・野口健志
※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。