鶏そぼろ大活躍レシピ
シャキシャキ春野菜の鶏汁

シャキシャキ春野菜の鶏汁

春野菜に鶏そぼろが加わると、おかずの一品としても頼もしい、食べる味噌汁になります。さっと火を通した春野菜のシャキシャキした歯ごたえがたまりません。鶏そぼろは一度にたっぷり、つくり置いておきましょう。

まずは基本の鶏そぼろをつくっておきましょう

鶏そぼろ
基本の鶏そぼろがあると鶏汁以外にもいろいろな料理に応用できます。もちろん、各ご家庭のつくり方でもOKです。

春野菜の鶏汁のつくり方

材料材料 (2人分)

鶏そぼろ40g
新玉ねぎ1/6個
豆苗25g
スナップえんどう6本
味噌大さじ1.5
だし汁300ml

1野菜を切る

新玉ねぎは幅1cmのくし形切りにする。豆苗は長さ2cmに切る。スナップえんどうは両筋を取り、斜め半分に切る。

2だしで煮る

小鍋でだし汁を煮立たせたら弱火にして玉ねぎを加え、柔らかくなったら味噌を溶き入れる。鶏そぼろとスナップえんどうを加えて1分ほど煮、火を止める直前に豆苗を加えて混ぜる。

一年中売られている豆苗ですが、えんどう豆の若葉で、本来は春が旬の野菜。水耕栽培されているので、一年中出回り、しかも安定した価格で買えるというわけです。だし汁は昆布だしが合うのでお薦め。食べるときに白すり胡麻を加えるのもおいしいです。

植松良枝 料理研究家

四季に寄り添った食と暮らしを提案する料理研究家。料理教室「日々の飯事」主宰。菜園での野菜づくりがライフワーク。春夏秋冬それぞれの季節が極まり、次の季節の準備期間である「土用」を暦の中でも特に大切にしている。一児の母となり、忙しい日々の中で家族への想いも増してさらに深く土用を考えるようになった。

文・中村裕子 写真・野口健志

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。

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2020年03月14日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。