老若男女、誰でも大好き鶏そぼろ。できたてをご飯に乗せてもおいしいけれど、使い回し自在なので、たっぷりつくって別の料理に応用するのがお薦めです。まずは、1週間保存可能な鶏そぼろのつくり方をマスターしましょう。
鶏挽き肉 | 500g |
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酒 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ5 |
みりん | 大さじ5 |
生姜 | 2片分(みじん切り) |
大きめの平鍋か深さのあるフライパンにすべての材料を入れて4本の箸でぐるぐると挽き肉に調味料などをしっかりなじませる。
中火にかけ、くつくつとして肉の色が変わり始めたら、少し火を弱めて箸でぐるぐると全体を混ぜながら火を通していく。
全体がぽろぽろになり、しっとりとしてきたら、鍋を傾けて火を強め、水分をとばしていく。うっすらと全体に水分がにじんでいるくらいになったら完成。
四季に寄り添った食と暮らしを提案する料理研究家。料理教室「日々の飯事」主宰。菜園での野菜づくりがライフワーク。春夏秋冬それぞれの季節が極まり、次の季節の準備期間である「土用」を暦の中でも特に大切にしている。一児の母となり、忙しい日々の中で家族への想いも増してさらに深く土用を考えるようになった。
文・中村裕子 写真・野口健志
※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。