いつものパスタをグンと旨くする発酵パスタ
なすとトマトの納豆SALSAスパゲッティ

なすとトマトの納豆SALSAスパゲッティ

免疫力アップや腸内環境の改善が期待できる納豆を、”納豆SALSA(納豆のソース)”にして楽しみましょう。今回は、納豆を揚げて万能ソースにします。納豆以外の材料は生ハム、オリーブオイル、バジルなど純イタリア風。さあ、どんな味わいになるかぜひお試しを。

まずは納豆SALSAをつくりましょう。

ひきわり納豆をカリカリになるまで揚げます。肉や野菜、ご飯のお供にもなる万能ソース。冷蔵で1~2週間保存ができます。

納豆SALSAのつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

ひきわり納豆120g
にんにくの薄切り2片分
揚げ油適量
生ハムみじん切り30g
小さじ2/3
赤唐辛子のみじん切り2本分
胡椒少々
オリーブオイル1/2カップ

1にんにくを揚げる

中華鍋に揚げ油を低温(150℃)に熱してにんにくを入れ、カリカリになるまで揚げて取り出し、ペーパータオルの上に移して粗いみじん切りにする。

にんにくを揚げる

2納豆を入れて揚げる

中温(170℃)に油の温度を上げ、納豆を入れて弱めの中火で混ぜながら揚げる。

納豆を入れて揚げる

3納豆がカリカリになったら取り出す

8~10分、ゆっくり揚げてきつね色になってカリカリとかるくなったら、ペーパーを敷いたザルにあけて油をきり、冷ます。

納豆がカリカリになったら取り出す

4材料をよく混ぜる

ボウルに材料全てを入れ、よく混ぜる。

材料をよく混ぜる

なすとトマトの納豆SALSAスパゲッティのつくり方

なすとトマトの納豆SALSAスパゲッティ
味つけは納豆SALSAだけなので、つくり置きしておけば手早く、簡単にパスタが完成します。揚げた納豆の新しいおいしさを発見できるはずです。好みでさらに辛味を効かせても。

材料材料 (2人分)

スパゲッティ160g
スバゲッティをゆでる塩大さじ1
スバゲッティをゆでる熱湯2L
納豆SALSA大さじ3
なす3個
ミニトマト8個
バジルの葉10枚
オリーブオイル大さじ2

1野菜を切る

なすはへたを切り落とし、縦4等分に切ってから幅2㎝に切る。ミニトマトはヘタを取り、バジルは幅1.5㎝に切る。

2フライパンで炒める

フライパンにオリーブオイルを熱し、なすを入れて炒め、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにし、混ぜてさらに蓋をして2~3分、なすが柔らかくなるまで炒める。

3トマト、バジルを入れる

トマト、バジルを加えてさっと炒める。

4スパゲッティをゆでて、加える

スパゲッティは塩を加えた熱湯に入れて混ぜ、表示時間通りにゆでてザルにあげ、フライパンに加える。さらに納豆SALSAを加えて全体を炒め合わせる。

大庭英子

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介、原ヒデトシ(人物写真)

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「パスタ」に掲載したものです。

技あり!dancyuパスタ
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833478571
2020年3月27日発売/800円(税抜き)