日本おやつ図鑑
【淡路町・老舗洋菓子店】訪れるだけで尊い聖地『近江屋洋菓子店』の「アップルパイ」

【淡路町・老舗洋菓子店】訪れるだけで尊い聖地『近江屋洋菓子店』の「アップルパイ」

食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「年末年始に食べたいおいしいおやつ」を教えてもらいました。第1回は、明治17年創業の老舗「近江屋洋菓子店」の「アップルパイ」です。

長年人気を牽引する、“愛されおやつ”

アップルパイ
絵本のなかから飛び出してきたかのような姿の「アップルパイ」(ホール4,536円)。パイの背中を目安に、8カットできる。

老若男女を問わず愛される「近江屋洋菓子店」。東京・神田に構えた店舗は、大きなガラス扉や石造りの床、昭和モダンな設えを残し、訪れる行為自体が尊いとされる、スイーツ好きの聖地。

季節のフルーツがぎっしり入った定番「フルーツポンチ」とともに、長年人気を牽引する“愛されおやつ”が、今回、倶楽部メンバーから挙がった「アップルパイ」。

丁寧に折り込まれたサクサクのパイと、自然な甘みを活かしたジューシーなりんごは、食べ飽きることがない美味しさ。りんごは酸味・甘み・香り・歯ごたえすべてにおいてバランスのとれた「ふじ」をメインに、季節によっては「つがる」を使用する。

また、パリの風景が描かれた包装紙にノスタルジックなリボンで包まれたパッケージは、手土産にも。贈る側も贈られる側にも、幸せな気分を運んでくれる。

アップルパイ
1ピースでの販売も(カット540円)。層のわずかな隙間にもバターの香りが広がる。
パッケージ
“特別感”を感じる、レトロなパッケージ。

食いしん坊倶楽部メンバーからはこんな声が!

ルロワさん
ルロワさん
アップルパイは近江屋さんの看板商品。りんごのシャクシャクとした歯応えを残した食感と、パイ生地のサクサク感、香り高いバターの香りの一体感が素晴らしい一品。スパイスに頼らず素材の旨みを生かした昔ながらの味わいは、世代を超えて愛されていますよ。人気のフルーツポンチやショートケーキ、サバラン、マドレーヌ、ソフトクリーム……どれも「リーズナブルだけどチープではない」。
年末年始の家族の集いにお薦めの洋菓子店です。

店舗情報店舗情報

近江屋洋菓子店
  • 【住所】東京都千代田区神田淡路町2‐4
  • 【電話番号】03‐3251‐1088
  • 【営業時間】月~土 9:00~19:00/日・祝日 10:00~17:30
  • 【定休日】
  • 【アクセス】東京メトロ「淡路町駅」より3分、都営地下鉄「小川町駅」より3分

文:藤井存希 写真:MURAKEN