豊かな食文化がある福井から期間限定で3種の食材セットが発売中です。赤身とサシのバランスが美しい若狭牛、オリジナル酒米で造った日本酒、瑞々しい地野菜、福井の食の魅力をたっぷり詰め込みました。今年の秋は、福井の食材で食欲を思う存分に満たしてみませんか?
肉質はとろけるほど柔らかい。
サシはきめ細やかで風味よし。
コクのある旨味と上品な甘味を併せ持つ、福井が誇る和牛のブランド「若狭牛」。
明治時代から食用として重用されてきた歴史ある黒毛和牛は、松坂牛や神戸ビーフと同じ但馬牛の系統に連なります。
米を食べて育つ若狭牛の脂には、旨味の素となるオレイン酸が豊富に含まれ、肉質はきめ細かく、口どけが良いのでさらりと食べやすい味わいが特徴です。
「熟成 若狭牛使用!福井のすき焼き満腹セット」では、福井県坂井市の野村牧場で福井の米を食べて育った若狭牛の雌牛を使用しています。福井のシンボルでもある九頭竜川系の水も併せて与えることで、清らかな脂のりに仕上がります。
精肉店は、1938年より福井で続く「肉はナカノ」。
野村牧場の枝肉を一カ月間、風を送りながら乾燥させて熟成を促し、甘味と旨味を凝縮させ、適したタイミングを見極めて切り出しています。
肉とともにセットに含まれるすき焼き用の割り下は、稀少な青大豆(福井県大野市産)を使った青豆醤油と羅臼昆布でつくった「肉はナカノ」の特製です。
生産者と精肉店がつくり出す福井の贅を、ぜひご堪能ください。
多くの銘酒を造る蔵がある福井の新しい酒米「さかほまれ」をご存知ですか?
約8,000種の候補の中から選抜された酒米で、「日本一おいしい酒となるように」「飲んだ人が栄えていくように」との願いが込められて誕生しました。
2020年に初めて「さかほまれ」で造られた日本酒がお披露目され、豊潤な香りとバランスの良い甘味に仕上がっています。
福井の酒に合う肴といえば、古くから伝わる珍味。
鯖や鰯などの青魚を糠に漬けて発酵させた「へしこ」は、塩味と酸味があり、鯖の脂は日本酒と相性抜群。
新鮮な助宗鱈を干して塩で調味した「オーロラ印の味付たら」は、酒がぐいぐいすすむ濃い味わい。肴としてはもちろん、米に合う味はご飯やお茶漬けにもおすすめです。
そら豆に雲丹を塗り、カリッとした歯ごたえの「うに豆」は伝統的なお菓子で、福井の酒飲みにとっては欠かせないお供です。
「福井の日本酒&珍味ほろ酔いセット」では、「さかほまれ」で造った日本酒1種と、福井の珍味3種を詰め合わせました。秋の夜長は、福井のほろ酔いセットとともに過ごしてみてはいかがでしょう。
雄大な山々と澄み切った水源を持つ福井では、豊富な地野菜が採れます。
「米と野菜の幸せセット」では旬を迎えた福井ならではの大地の恵を、市場の目利き人が詰め合わせてお届けします。
彩り豊かな福井の野菜をいくつかご紹介。
非常に緻密で締まった肉質が特徴の「上庄さといも」は、大野市上庄地区で栽培されている里芋。煮崩れしにくく、モチモチとした独特の食感で、醤油とみりんで煮詰めた「里芋のころ煮」は地元ではおなじみの家庭料理です。
糖度が高く、まるでフルーツのような甘味を持つミディトマト「越のルビー」。
水分が少なめなので、味わいは濃厚で火を通すとさらに甘味が増します。「あたかもルビーのようなトマトが越の国(越前)でつくられた」と福井市出身の芥川賞作家、津村節子さんがその名を付けたそうです。
「とみつ金時」は、一年を通してほくほくとした食感と上品な甘味を味わえるさつまいもです。日本海に面し、潮風があたるあわら市の富津(とみつ)地区で栽培されています。
特徴でもあるしっとりとした質感と甘味は、徹底した温湿度管理のキュアリング貯蔵法が秘訣です。
大野市特産の九頭竜まいたけは、味、香り、歯ごたえの三拍子そろった黒まいたけ。昭和の終わりに栽培技術が確立されるまでは幻のきのことされていました。その香りや身の厚さは、どんな料理に加えても存在感を失いません。
福井市の北西部、九頭竜川の沿岸にある高屋町の「農園たや」で育てたベビーリーフは、野菜本来の味わいが豊かです。水耕栽培のベビーリーフが多いなか、有機肥料のみを使用して、時間をかけて土づくりをして栽培しています。
「こしひかり発祥の地」福井が持つ技術の粋を尽くし、およそ6年の歳月を掛けて開発した「いちほまれ」。コシヒカリを超えるおいしさを持つとも謳われて誕生した、次世代を担う新しいお米です。名前の由来には「日本一(いち)おいしい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという想いが込められています。