カメラマンが、いつかまた食べたい料理
剣先いか 夏みかん ヘーゼルナッツ、四川麻婆、カレー｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
剣先いか 夏みかん ヘーゼルナッツ、四川麻婆、カレー｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
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- 連載 : カメラマンが、いつかまた食べたい料理
カメラマンの大谷次郎さん。今、食べに行きたい、会いに行きたい料理はなんですか？と聞くと……。
大谷次郎さんが食べに行きたいのは――。
東京・代官山「Abysse（アビス）」の剣先いか 夏みかん ヘーゼルナッツ
2017年、初めて「Abysse」へ訪れた際に出てきたコース内の1品。いかとナッツの食感が非常においしい。シンプルがゆえに食材のおいしさを十分感じられる。「Abysse」の目黒シェフはスペシャリテを持たない。2020年6月に再度ブラッシュアップされたこのお料理がコースに入るとのこと。初めて訪れてからいろいろと思い出が詰まっているレストラン。シェフの人柄スタッフの温かさお料理のおいしさはいつでも落ち着いてゆっくりと食べに行きたいお店。
東京・学芸大学「farm studio ＃203」の阿波牛の四川麻婆
スパイシーさがたまらない麻婆豆腐。がつんと辛さはくるが後を引かないのでまた食べたくなる。牛肉もシェフの地元阿波牛を使い，旨味が深い麻婆豆腐。なかなか店舗へ訪れられていなかったが、この機会にテイクアウトを買って食べてみると、家でも非常においしい一品。早くカウンターのみの店内でワインと一緒にゆっくりとお話しながらいただきたい。夏にこの麻婆豆腐で汗をかきお酒でのどを潤し、季節を感じたい。
東京・下北沢「八月」のあいがけカレー
スープのようにさらっとしたルーが特徴。あいがけは、2種類の対照的なルーを一緒に楽しめる。スパイシー過ぎず濃すぎず、毎日食べたいそんなカレー。「サニーデイサービス」曽我部恵一さんのお店。4月にプレオープンし、私は現在テイクアウトのみでいただいている。店内はご本人がセレクトした音楽がかかりビールもいただける。落ち着いてからゆっくりと音楽で耳を、アルコールで心を、カレーで舌を楽しませたい。本オープンになってからは新メニューのカレーも出るので、いろいろな味を楽しみに行きたい。
写真・文：大谷次郎
