カメラマンが、いつかまた食べたい料理
カオラウ、牡蠣、ラーメン｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
カオラウ、牡蠣、ラーメン｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
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- 連載 : カメラマンが、いつかまた食べたい料理
カメラマンの湯浅亨さん。今、食べに行きたい、会いに行きたい料理はなんですか？と聞くと……。
湯浅亨さんが食べに行きたいのは――。
ベトナム・ホイアン「シークレットガーデン」のカオラウ
ホイアンは10年ほど前に雑誌の撮影で訪れてからずっと好きな町で、その後ものんびり休みたいときなど、何度か滞在した。このレストランはホイアン旧市街のせまい路地の中にあり、その名の通り隠れ家的で静かな美しいお店。ベトナムにはフォーやブンなど麺料理がたくさんあるが、カオラウはホイアン名物なのでいつも必ず食べる。ルーツは日本の伊勢うどん！らしい。海外にまた行けるようになったら、まずはホイアンに行ってここで食事を楽しみたい。
福岡・糸島 牡蠣小屋「恵比須丸」の牡蠣
友人に革職人がいて、カメラバッグを特注で作ってもらったり、とてもお世話になっている。そんな彼が地元の福岡に住居兼アトリエを建てるというので、家が出来上がるまでの様子を写真に撮らせてくれとお願いしていた。昨年末の上棟式に合わせて東京から福岡まで行って撮影を済ませ、その翌日友人がここに連れて行ってくれた。糸島の牡蠣はけっこう大きめで、それでいて安い！家の完成は5月中のようで、その瞬間を写真を撮りに行けなさそうで申し訳ない。もういっそのこと次の牡蠣の時期まで待とうかしらと思っているところ。
福岡・酒殿「天龍」のとんこつラーメン
僕は福岡出身で、最近は時間があったらできるだけ帰省している。地元の町を走る県道68号線には「龍」の名がついたラーメン屋がいくつかあり、今はドラゴンロードなどと呼ばれているそう。ここはその中でもうちの父のお気に入りらしい。父とふたりで食事というのもなかなかない機会なので、たまに連れて行ってもらう。ここのスープはいわゆる普通の豚骨スープよりも濃厚でとろっとしていて、東京では食べられない地元の味の一つなのだ。
写真・文：湯浅亨
