カメラマンが、いつかまた食べたい料理
ぼたん鍋、タルタルステーキ、ホルモン焼き|カメラマンが、いつかまた食べたい料理

ぼたん鍋、タルタルステーキ、ホルモン焼き|カメラマンが、いつかまた食べたい料理

料理カメラマンの今清水隆宏さん。今、食べに行きたい、会いに行きたい料理はなんですか?と聞くと……。

今清水隆宏さんが食べに行きたいのは――。

レストランは、衣食住のすべてのエッセンスが詰まっている、とても素敵な「社交場としての劇場」でした。
しかし、いわゆる「コロナ後」は、人々が集う場としての意味が、180度違う認識になってしまうかもしれません。
それでも、長く営業を続けていらっしゃるお店には、その「場」の雰囲気を、昔からのお客様と共に復活させて欲しいなと切に思います。
そんな「場」を楽しみに、アフターコロナに昔と変わらずぜひ訪問したい3軒。

京都・西陣「畑かく」のぼたん鍋

ぼたん鍋
炭火を囲むテーブル
まったりとしたお座敷で、ひざを突き合わせて炭火を囲みながら極上の鍋をつつく、至福の時間をまた体験したい。

東京・南青山「カナユニ」のタルタルステーキ

タルタルステーキ
赤坂から青山に移転されてもなお、選ばれた紳士淑女が集まる、粋な社交場。 自分もやっと大人になり、さあこれからというお年頃、またぜひ通いたい。

東京・鹿浜「スタミナ苑」のホルモン焼一式

ホルモン焼
職人
どんなお客も平等に開店前に並び、運よく席を確保出来たら、 店主・豊島さんの姿を目の端で追いながら、みんな笑顔で焼き肉をつつく。 こんなに民主的でかつ、達成感を感じることが出来るお店は他にはないでしょう。

写真・文:今清水隆宏