現在、ニューヨーク在住の俳優大野拓朗さんが、外出もままならない現地からデリバリー事情をレポート。1回目はメキシカンのブリトーボウルです。
初めまして、俳優の大野拓朗です。今、アメリカ・ニューヨーク州のブルックリンに住んでいます。まさに、緊急事態宣言により、不要不急の外出が制限されている地域です。だけど、こんな時にも、ニューヨークは「デリバリー文化」が発達していて大助かりです。
僕のような自炊をしない単身者でも生きて行けます。そしてコロナの闇が明けた後、皆さんがニューヨーク観光へ来た時にも役立つ情報だと思います。特に到着した日は、ホテルで14時間もの時差による時差ボケや長時間の移動の疲れを取るためにゆっくりしたい方が多いと思うので、そんな時はデリバリーを使ってみるのも新鮮でいいですよ。
初回のお勧めは「Chipotle」というお店です。マンハッタンの街中を歩いていてもよく目にすることがあるチェーンのメキシカンです。
メニューはブリトー、ブリトーボウル、タコス、サラダボウルなどがあって、それぞれに入れる野菜などの食材は、ガラスケースの中から自分で選べて、量も多めにください!とか自分で調整もできるので、野菜を豊富に摂れることもここの魅力のひとつです。そして、なんといっても嬉しいのはprice。有料トッピングを選ばなければ10ドルを切るのはマンハッタンにしては破格です。
僕はいつも、写真のブリトーボウルを頼みます。
内容は、無料トッピングの中から選んだ、炒めたピーマンとチリ風味コーンと白米(この3つは大盛にして)、チキンとロメインレタス、ブラックビーンズ、トマトサルサ(は普通盛り)でお願いします。
ソースはチリソース2種類かサワークリームの計3種類しかありません。チリソースはびっくりするほど辛くて、フォークの先に付けて少し舐めただけでも鼻の下に一気に汗が吹き出すくらいです。本場の辛さがお好きな方は是非お試しあれ(笑)なので、僕はどのソースも使わず、それぞれのトッピングの味付けを楽しんでいます。
組み合わせ方や量で全体の味が決まるので、色んな組み合わせを試した結果、僕のベストオーダーはこのチョイスに!
チキンの塩気、ピーマンの苦味、チリ風味コーンの甘味にピリッとした辛さ、シャキシャキのレタス、トマトの酸味……色んな食感と風味が交わって抜群の旨さです。
外出が制限されている現在は、デリバリーを利用しています。普段はuber eatsのアプリも使っているのですが、「Chipotle」を注文する際に量を選ぶこともできないし、ポイントも貯まらないので、「Chipotle」のサイトで頼んでいます。しかも、いまなら送料無料キャンペーン中!ただし、商品合計10ドル以上にしないと届けてもらえないため(これは通常も同じ)、チキンの量を2倍にして、料金設定をクリアさせます。さすがにすごい量になるので、夕飯と翌日の朝食にして、2食分をまかなえます。
ああ、書いていても想像するだけでよだれが……。今日も、また頼もうかな……。