日記の第一回目は「フィデウア」。聴き慣れない料理名ですが、どんな食べ物かというと――。
見た目通り、僕はカタルーニャ人です。
ということをあちこちで言いまくっているのは(地上波のテレビだとカットされるけど)、カタルーニャ(スペイン北東部の州。州都はバルセロナ)の伝統料理、パン・コン・トマテが大好きで、死ぬ前に食べたいのはこれだから、きっと自分はカタルーニャ人に違いないと思っています。そして、やはりカタルーニャでよく食べるフィデウアも大好き。フィデウアは細くて短いショートパスタのことで、これをパエリアに使うのです。
バレンシアに代表される米のパエリアが一般的ですが、僕はフィデウアの方が好き。特に、具を入れずスープだけで煮詰めたものが旨い!(魚介、イカ墨などのスープでつくります)ということで、先週末に久しぶりに家でつくりました。
今回は魚介を煮詰めたスープで。美味しくつくるコツは、フィデウアをそのまま煮込まないで、たっぷりのオリーブオイルでこんがりと揚げ焼きにして、油を切っておき、それからスープで煮込むこと。乾麺のままに込んでしまうと、柔らかくなってしまい、すぐに食感が悪くなります。でも、一度揚げ焼きしてから煮込むと、パリッと香ばしい食感が残って美味。これは友達のカタルーニャ人の料理人、ホセさんに教えてもらったのですが、本当に美味しいフィデウアができます。
そして、仕上げにはアイオリ(にんにく入りマヨネーズソース)をかけます。そうそう、我々カタルーニャ人はにんにくが好きなんです。にんにくをたっぷり効かせたアイオリをお好み焼きのマヨネーズのようにシュッとふりかければ、もう、たまらない!ブエーノ!カヴァ(スペインのスパークリングワイン)も進みました!
フィデウアは日本ではなかなか手に入りませんが、細いパスタを細かく砕いても近いものができます。アイオリも、にんにくをすりおろしてマヨネーズに混ぜればOK。是非お試しを!
文:植野広生
見た目通り、僕はカタルーニャ人です。
ということをあちこちで言いまくっているのは(地上波のテレビだとカットされるけど)、カタルーニャ(スペイン北東部の州。州都はバルセロナ)の伝統料理、パン・コン・トマテが大好きで、死ぬ前に食べたいのはこれだから、きっと自分はカタルーニャ人に違いないと思っています。そして、やはりカタルーニャでよく食べるフィデウアも大好き。フィデウアは細くて短いショートパスタのことで、これをパエリアに使うのです。
バレンシアに代表される米のパエリアが一般的ですが、僕はフィデウアの方が好き。特に、具を入れずスープだけで煮詰めたものが旨い!(魚介、イカ墨などのスープでつくります)ということで、先週末に久しぶりに家でつくりました。
今回は魚介を煮詰めたスープで。美味しくつくるコツは、フィデウアをそのまま煮込まないで、たっぷりのオリーブオイルでこんがりと揚げ焼きにして、油を切っておき、それからスープで煮込むこと。乾麺のままに込んでしまうと、柔らかくなってしまい、すぐに食感が悪くなります。でも、一度揚げ焼きしてから煮込むと、パリッと香ばしい食感が残って美味。これは友達のカタルーニャ人の料理人、ホセさんに教えてもらったのですが、本当に美味しいフィデウアができます。
そして、仕上げにはアイオリ(にんにく入りマヨネーズソース)をかけます。そうそう、我々カタルーニャ人はにんにくが好きなんです。にんにくをたっぷり効かせたアイオリをお好み焼きのマヨネーズのようにシュッとふりかければ、もう、たまらない!ブエーノ!カヴァ(スペインのスパークリングワイン)も進みました!
フィデウアは日本ではなかなか手に入りませんが、細いパスタを細かく砕いても近いものができます。アイオリも、にんにくをすりおろしてマヨネーズに混ぜればOK。是非お試しを!
文:植野広生