2019年1月5日発売、dancyu2月号「新しい、和のごはん」の第2特集は「“バル”の本当の楽しみ方」です。東京の旨いバル情報や、名物料理のレシピも公開します。そして今回は、石原さとみさんと訪れたサン・セバスチャンのバル巡りの様子を先行公開です!
スペイン北部に位置するバスク地方のサン・セバスチャンは、通りや路地にバルやレストランがずらりと立ち並び、レベルの高い味を求めて世界中の食いしん坊たちが訪れる。美味しいものが大好きな女優・石原さとみさんも、この美食の街でバルを巡り、驚いた――。
サン・セバスチャンは海と山に囲まれ、魚介、野菜、肉と食材に恵まれた土地だ。色とりどりの食材が並ぶ市場には料理人だけでなく、一般の人も買い出しに来る。四季を感じる食材が多いところが日本と似ている。
バルで定番の飲み物“チャコリ”には、美味しい注ぎ方がある。それは、高い位置から勢いよく注ぐ(エスカンシアールという注ぎ方)こと。すると、炭酸が和らぎ、香りが立って酸味もまろやかになる。飲み物一つとっても美味しいが詰まっているのだ。
このエリアのバルは昼から営業するのは当たり前で、店によっては早朝からモーニングを提供し、カフェだってオーダーできる。その気になれば、朝からまるっと一日かけて、魅力的なバルを何軒もハシゴして楽しめるのだ。食材に串を刺したり、パンの上にのせるピンチョスや小皿料理がバルの定番。店によって名物料理が異なるので、調べてから訪れると◎。ハモンはバルに欠かせない定番料理。多くの人がこれをつまみにチャコリやワインを飲む。トルティージャは店の実力がわかる、と言われるほどベーシックかつ難しい料理。ジャガイモのトルティージャが有名だが、アーティチョーク、きのこなど、いろいろなバリエーションがある。
サン・セバスチャンは世界中から人が集まる美食の街。狭いエリアに100軒以上の店が立ち並ぶバルの聖地でもあります。dancyu2月号「新しい、和のごはん」の第2特集では、本場のバル巡りを通して、バルの美味しさや楽しみ方などをご案内。現地で教えてもらったバル料理のレシピ、東京バル事情も併せて紹介します。ぜひご覧ください!
1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年に第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリを受賞。2018年は、ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)、「高嶺の花」(日本テレビ系)などに出演。写真集『encourage』(宝島社)が発売中。
写真:伊藤徹也