いよいよ宴会シーズンがやってきました。仲間や同僚と一緒に大いに盛り上がりましょう。でもちょっと待って!「いつもの店でいいか......」などと思っていませんか?今号では宴会がもっと楽しくなるお店や方法、ノウハウをご紹介します!
年末年始の宴会は、いつもの居酒屋でおきまりのコース、もいいのですが、もっと美味しく、楽しい宴会を開きませんか?「たのしい宴会」特集では、居酒屋、鍋、中華、洋食、ネパール料理、ロシア料理、角打ち......など、いつもとちょっと違った宴会をご紹介!みんなが笑顔になる宴会の極意(?)や、頑張らなくても盛り上がる自宅宴会のコツ、本当に喜ばれる宴会の手土産、宴会のマナーなどもあります!
dancyu1月号「たのしい宴会」の『みんなが笑顔になる宴会店14軒』の中から、東京・恵比寿にあるネパール料理店「クンビラ」をご紹介させていただきます!この店を手の内に入れておけば、幹事のスターになれる!かも。
恵比寿の一角にある異空間。ビル全体がネパールであり、上に向かうほどクンビラの神様に近づくことができるという。空、風、火、水、土の5フロアからなり、一番上の空の部屋には神々が祀られた特別な空間が......。
このインディ・ジョーンズ的非日常空間でいただくのは“ヒマラヤ鍋コース”!まずは前菜が4種。ネパール風水餃子の“モモコ”、ほうれん草とハーブのムースがたっぷりかかった“豆腐パルンゴ”、骨付きの豚肉とチリソースを炒めた“スペアリブ・チリ”、自家製のチーズと野菜を巻いた“クンビラ・ロール”。ネパール料理と聞いて「辛い」と思う人がいるかもしれないが、この店では調味料も含め、自然な手づくりのものを使っているので、どの料理もやわらかな味だ。
前菜を食べ終わると、待ちに待ったヒマラヤ鍋の登場。エベレストの麓の高地で採れる岩塩やハーブを20種類以上用い、たっぷりの季節野菜と丸鶏が入った鍋だ。
程よく煮詰まったところで、自然な旨味と塩気が凝縮したスープを一口飲めば、思わず「ああっ」と声を上げてしまう。人間という動物が本能で感じる美味しさとはこういうことではないだろうか。
そして、この店の楽しみには鍋だけではない。誕生日などのサプライズをお願いしておけば、サンスクリット語でお祝いのメッセージを書いたケーキを用意してくれるのだ(有料)。それをスタッフ全員が楽器を鳴らし、歌い踊りながらテーブルまで運んでくれる!
この店で宴会をやるなら、ぜひサプライズのお祝いを兼ねてみてはいかがでしょうか?
みんなが笑顔になる宴会をできる酒場や空間をたくさんご紹介したdancyu1月号「たのしい宴会」、ぜひご一読ください。
写真:長谷川潤/伊藤徹也