
カリッと香ばしく揚がった“特製メンチカツ”は、かぶりつくと肉のおいしさが弾ける。氷を入れてキンキンに冷えた“アサヒGINON”をすかさず一口。レモンの酸味が効いたひきしまった味と上品な香りで後味も爽快に。この“神コンビ”のおいしさを、dancyu祭で体験できます!
春の訪れとともに気温も上昇。シュワッと弾けるレモンサワーが、ますますおいしく飲める季節だ。dancyu祭で登場するアサヒGINONは、後味がキリッと爽やかで、レモンサワーのなかでも大人の味わい。昨年の春に全国発売以来、“驚きの果実感なのに無糖”や“飲み飽きないおいしさ”と評判で、売れ行きも好調だ。その評判の理由はというと、ベースの酒にあった。
レモンサワーは、クセのない焼酎やウォッカをベースの酒にすることがアサヒビールでは多かったが、アサヒGINONはジンがベースだ。そもそもジンとは、ジュニパーベリーを主体に柑橘の果皮やハーブなどで風味づけした蒸溜酒のこと。それをベースにすることで、よりレモンやグレープフルーツの風味がひきたつ。しかも柑橘本来の味を生かすため、糖類や甘味料を加えていないという。だから大人味で、断然おいしいのだ。
爽やかな香りと味わいで食中酒として、どんな料理とも自然と寄り添う。揚げ物との相性は言うに及ばず、氷を入れてキンキンに冷やしたアサヒGINONと、揚げたてアツアツの“特製メンチカツ”の組み合わせは圧倒的なおいしさ。誰もが唸るはずだ。
アサヒGINONとタッグを組む「加藤牛肉店」の特製メンチカツは、肉の旨さが違う。一度食べるとハマる人が続出し、多いときは1日に200個近くも売れる人気商品だ。それもそのはずだ。
3代目の加藤敦さんが選ぶ肉は、濃厚な旨味がありながら、脂身が軽やかで後味がいい。牛肉は山形牛の雌牛を使用。味わいも素晴らしく、雌牛は雄牛より脂身の融点が低くて口溶けが早く、さっぱりと食べられる。メンチには豚肉も加えるが、そちらも厳選された米澤豚一番育ちという銘柄肉だ。
まず2種の肉を粗めに挽き、塩、胡椒、パン粉でしっかり味をつける。「肉本来の味を生かすために、味つけも最小限にしています」と加藤さん。挽き肉の粒感を残すため、肉ダネは粘りが出るまでこねず、手早くまとめる。ラグビーボール型に形を整えたら衣をつけて、フライヤーへ投入。揚げ油も美味しさの要だ。ラードを使うことでメンチにコクがつき、カラリと仕上がる。油の中で泳がせること6分、特製メンチカツの完成。
カリカリ&アツアツのメンチにいざかぶりつくと、香ばしさと肉を食べている幸せ感に包まれる。ボリューミーなのに後味が軽やかで、気づけばペロリと完食。ここでキンキンに冷えたアサヒGINONを一口飲むと「旨い!」という言葉しか出てこない。このおいしい組み合わせには、実は理由があった。
レモンサワーといえば揚げ物をイメージするほど、相性が良い。カラリと揚がった揚げ物がレモンサワーを飲むことでリセットされて、後味が爽快になる。そのレモンサワーをアサヒGINONにすると、いつもと違う味わいに辿り着く。
特製メンチカツにかぶりつくと塩味、肉の旨味、甘味、そして脂肪味を感じる。そこにアサヒGINONをゴクリと一口。レモンの酸味とジンの苦味がメンチの要素と溶け合って、味覚のすべてを楽しむことができるのだ。まさに神コンビ!味を補完し合う間柄だから、飲み飽きないし、食べ飽きない。おいしいハーモニーが長く続くのも、頷ける。いつもはウイスキーロックを嗜んでいる「加藤牛肉店」の加藤さんも「甘くないから食事とよく合う。うちのメンチとなら相性抜群だね!」と豪快に笑う。
この体験をぜひdancyu祭で!キンキンに冷えたアサヒGINONと特製メンチカツに唸ってください。
文:石渡書店 撮影:牧田健太郎