居酒屋以上で割烹未満。いま、和食な気分になったときに行きたいのはそんな店。その代表とも言えるのが京都の「食堂おがわ」です。料理と酒が上質で程よく、居心地がいい。そんな素敵な店の人気商品、ちりめん山椒と柚子胡椒が手に入ります!
割烹のような上質な味わいを、居酒屋のような気軽な雰囲気で楽しめるのが「食堂おがわ」だ。旬の食材を生かし、和食の基本をきっちり守りながらも、それだけに囚われない気が効いた料理を次々に繰り出す。「季節の食材をいかにシンプルに味わってもらうかを考えます」と言う通り、味つけはほぼ塩のみ。しかし、シンプルだからこそ、その見極めや加減の見事さが際立つ。それを押し付けがましくなく、さりげなくやっているところがまた素晴らしい。客は飲み食いを続けるうちに、じわじわと美味しさに浸されていく。さりげない肴の一皿、揚げ物や焼き物、締めのご飯に到るまで、幸せなひと時を過ごせるのだ。
ちりめん山椒は、辛い。酒、味醂、醤油のシンプルな味つけだが、粒のままと刻んだ山椒を入れているため、じゃこ全体が鮮烈な辛さを纏っている。ご飯にのせただけでも爽快な美味しさ、ご飯に混ぜておにぎりにすれば酒のつまみにもなる。炒飯などの炒め物に入れても風味がグンとアップする。柚子胡椒は、唐辛子と柚子皮の割合が1対2と、通常販売されているものより柚子皮の割合が多い。贅沢に柚子を使っているだけあって、香り高く、澄んだ辛さを感じる。鍋や汁物の薬味にすれば風味が増し、肉や魚につければ旨味が引き立つ。どちらも、いつもの料理の味わいが深くなる。dancyu祭で是非お買い求めください!
写真:福森クニヒロ