じゃがいも殿堂レシピ
【ポテサラ・マイ・スタンダード2】「太古の昔、人類はこんな木の実ポテサラを食べていた(かもしれない)」――。ポテトサラダ探求家・加藤ジャンプさんの"原始ポテサラ"

【ポテサラ・マイ・スタンダード2】「太古の昔、人類はこんな木の実ポテサラを食べていた(かもしれない)」――。ポテトサラダ探求家・加藤ジャンプさんの"原始ポテサラ"

家でつくるポテトサラダ、じゃがいもと具材の組み合わせは自由自在! だからこそ、その人らしさが表れるのが素敵だ。そんなお気に入りの味を9人のポテサラ好きに教えてもらいました。2人目は、文筆家でありポテトサラダ探求家でもある加藤ジャンプさんです。

「ポテサラって即興のジャズみたいな料理なんですよね」

居酒屋に入ればまずポテサラを注文し、家飲みにも欠かさないという「ポテトサラダ探求家」の加藤ジャンプさん。数々のレシピがある中で、「遊びにきた友人からのウケ度ナンバーワン!」と教えてくれたのが「原始ポテサラ」。なんとも不思議なネーミングだが……!?
「これでもか! とナッツを入れます。人類が木の実を採取していた時代に食べていそうなイメージでこう呼んでるんです(笑)」。

そんなジャンプさんの遊び心あふれるアレンジに共通しているのが、ベースのポテサラレシピ。粗くつぶしたじゃがいもに玉ねぎやマヨネーズを加えて、隠し味にオニオンパウダーと中濃ソースを加えたらベースの完成だ。ここに砕いたナッツがゴロゴロ入れば、香ばしさがたまらない原始的な味に。わさびマヨネーズを使って生節やトビコを混ぜたり、ちくわと桜エビ、バラ海苔を混ぜてナンプラーを隠し味にプラスするなど、進化系レシピは数知れず! 「ポテサラって即興のジャズみたいな料理なんですよね」とジャンプさん。思いつくままにアレンジを加える楽しさも醍醐味なのだ。

加藤ジャンプさん
加藤ジャンプさん。本業は文筆業。

原始ポテサラのつくり方

材料材料 (3~4人分)

じゃがいも3個(450g)
玉ねぎ100g
米酢大さじ2
オニオンパウダー大さじ1/2
マヨネーズ大さじ5
中濃ソース10g
粒マスタード大さじ2
粗挽き黒胡椒適量
ミックスナッツ150g(素挽き)

1じゃがいもをゆでて、つぶす

じゃがいもは丸ごと水からゆで、熱いうちに皮をむく。好みの加減にマッシャーでつぶす。

2ベースのポテサラをつくる

薄切りにして水に軽くさらした玉ねぎをギュッと絞ってから加える。そこへ米酢、オニオンパウダーを加えてよく混ぜる。さらに、マヨネーズと、隠し味の中濃ソースを加えて混ぜたら、ベースのポテサラの完成。

3残りの具材を加えて混ぜる

2の半量を別のボウルに入れる(残りの半量は別のポテサラにアレンジして楽しむ)。粒マスタード、粗挽き黒胡椒、包丁で粗く砕いたミックスナッツを加えて混ぜる。器に盛り、さらに好みの量のナッツ(分量外)をトッピングする。

完成
原始ポテサラ。「ビールに合います!」とジャンプさん。
ちくわとバラ海苔のポテサラ
ベースのポテサラはたっぷりつくっておいて、具材を変えて楽しむのが鉄則。この日、“ちくわとバラ海苔のポテサラ”には、日本酒を合わせて!
26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
ホクホク、シャキシャキ、サクッ、とろ~り。切り方や調理法でガラリと食感が変わり、食いしん坊を惹きつけてやまない、定番野菜の絶対的王者。それがじゃがいも! 圧倒的な旨さに食卓がどよめく、殿堂入りの68レシピをお届けします。

文:大沼聡子 撮影:海老原俊之

大沼 聡子

大沼 聡子 (編集者・ライター)

家庭科教師だった母親の影響で、小学生の頃から料理雑誌を愛読。現在はレシピ本の企画・編集のほか、食まわりの記事を雑誌・ウェブ等で執筆している。趣味は世界各国の料理をつくること、食べ歩くこと。

  • dancyu
  • つくる
  • じゃがいも殿堂レシピ
  • 【ポテサラ・マイ・スタンダード2】「太古の昔、人類はこんな木の実ポテサラを食べていた(かもしれない)」――。ポテトサラダ探求家・加藤ジャンプさんの"原始ポテサラ"