創刊35周年!名酒場の感動レシピ
【別腹炭水化物】一見"具なし"!?けれども爽やかに海鮮が薫る「嘉賓」のカキソース和えそばレシピ

【別腹炭水化物】一見"具なし"!?けれども爽やかに海鮮が薫る「嘉賓」のカキソース和えそばレシピ

2026年冬号「名酒場の感動つまみ」特集で、もしもdancyuがこれまで掲載したレシピから選りすぐりのつまみを出す最高の酒場を開いたら――。そんな妄想から生まれた企画が、“dancyu夢酒場”!今回は、四ツ谷で長く愛される「嘉賓(かひん)」のカキソース和えそばレシピをご紹介。

50年近く続く老舗広東料理店。名物の和えそばは必食すべし

四ツ谷の路地裏で長きにわたり愛され続ける広東料理店。作家・開高健をはじめ多くの文化人に愛された歴史を持つ。麺のほかにはねぎと生姜のみという潔さのカキソース和えそばは、細麺ながらコシが強く、オイスターソースと醤油が香るシンプルなタレがからみつく。一度食べたら忘れられない、中毒性のある傑作麺だ。

店内
1976年に開店した老舗中華料理店。ランチタイムにはたくさんのビジネスパーソンで賑わい、中でもカキソース和えそばは人気の一品だ。

カキソース和えそばのつくり方

材料材料 (1人分)

極細中華乾麺130g
大豆油大さじ2(サラダ油でも可)
A
・ 生姜2片(みじん切り)
・ ねぎ4~5cm(みじん切り)
B
・ オイスターソース大さじ1
・ 水小さじ1~2
薄口醤油大さじ1

※Bは、先に混ぜておくこと。店では「李錦記」のオイスターソースを使用。

下準備

中華鍋を火にかけ、油(分量外)を入れ、全体に油を行き渡らせ、キッチンペーパー等で拭き取り、煙が立たない程度まで熱しておく。

廣東麺
店では“廣東麺”という写真のような乾麺を使用している。インターネット等で購入可能。

1麺をゆでる

鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、極細中華乾麺を投入。ゆで時間は1分ほど。

麺をゆでる

2中華鍋に油を入れる

並行して下準備で熱しておいた中華鍋を強火にし、大豆油を入れ、全体に油を行き渡らせる。

中華鍋に油を入れる

3ねぎと生姜を炒める

Aを入れ、香りが立つまで炒める。焦がさないようにするのがポイント。

 ねぎと生姜を炒める

4湯きり

1の麺をザルに上げ、手早くしっかりと湯きりをし、中華鍋に麺を投入。ほぐしながら軽く混ぜる。極細麺なので湯きりが甘いと、混ぜるときに固まってしまう。要注意。

湯きり

5味つけする

Bと薄口醤油を順番に加える。

味つけする

6和える

麺全体に調味料が行き渡るよう、30秒ほどしっかりと和える。

和える
完成
一見、まるで具なし。だが口に運ぶと、コシのある細麺にからんだオイスターソースと、刻まれたねぎと生姜の香りが口の中に広がり、奥深い味に驚かされる。調理工程はとにかくシンプル。ゆえに、さじ加減一つで味わいはがらりと変わってしまう。なるべく店の味に近づけるコツは「素早く調理すること」だそう。
26年冬号「名酒場の感動つまみ」
dancyu2026年冬号の特集は、創刊35年記念レシピ特集「名酒場の感動つまみ」。『フロリレージュ』川手シェフの俺酒場のほか、全73皿の感動つまみレシピを紹介しています。

dancyu2026年冬号
A4変型判(168頁)
2025年12月5日発売/1,500円(税込)

店舗情報店舗情報

嘉賓
  • 【住所】東京都新宿区四谷1-7第三鹿倉ビル2階
  • 【電話番号】03-3358-7912
  • 【営業時間】11:00~14:30(L.O.) 17:00~22:00(L.O.) 日祝は~21:30(L.O.)
  • 【定休日】無休
  • 【アクセス】JR・東京メトロ「四ツ谷駅」より2分

撮影:中村寛史