
韓国唐辛子とにんにくが入る韓国式の煮物は、箸が止まらなくなる“ご飯泥棒”。子供用につくるときは唐辛子を抜いて。鯖、たちうお、かれいなどでもおいしくつくれます。料理研究家のキム・ナレさんに、気どらないおかずをたくさん教えていただきました。
さわら | 2切れ |
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ゆで大豆 | 50g(※) |
長ねぎ | 1本 |
大根 | 150g |
A | |
・ 醤油 | 大さじ3 |
・ アガベシロップ | 大さじ1(砂糖か蜂蜜でも可) |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 韓国唐辛子 | 小さじ1(粉) |
・ にんにく | 少々(すりおろす) |
・ 水 | 200ml(あれば大豆のゆで汁に水を加える) |
胡麻油 | 適量 |
※ゆで大豆は水煮缶でもよいが、乾燥大豆を水に一晩浸けて戻し、15分ゆでたものを冷蔵庫でゆで汁ごと保存しておくと便利。少し固めの仕上がりなので、好みで調整して。
ねぎは白い部分を長さ3等分にしてから縦半分に切り、1枚ずつはがす。大根は縦に四つ割りにしてから厚さ5mmに切る。
鍋に①とさわら、大豆、Aを入れて強火にかけ、沸騰したらアクを取り除く。蓋をして弱火にし、20分煮る。
火を止め、胡麻油を回しかける。
韓国・仁川(インチョン)出身。服部栄養専門学校を卒業後、地中海料理のレストラン勤務を経て、2015年より韓国料理教室を主宰。雑誌、書籍、テレビなどで料理家として活躍中。近年は、文献から古のレシピを研究することに夢中。
この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子