
甘麹を料理に使うと、ぽったりと柔らかな味わいが生まれます。ささみとふきのとうと合わせれば、やさしい春の一品に。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
甘麹 | 大さじ2(※) |
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鶏ささみ | 130g(3本) |
豆腐 | 1/2丁(しっかり水きりする) |
ふきのとう | 4個 |
練り胡麻 | 大さじ1 |
うす口醤油 | 大さじ1 |
塩麹 | 大さじ1 |
ささみに塩麹をまぶし、15分ほど置いたら熱湯でゆでる(または耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで1分半加熱する。一度取り出して上下を返し、さらに1分半加熱する)。粗熱が取れたら繊維に沿って裂き、一口大にほぐす。
ふきのとうはさっと湯がき、粗みじんにする。
すり鉢(またはボウル)に豆腐、甘麹、練り胡麻、醤油を入れ、よく混ぜ合わせる。
③に①と②を加え、和える。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫