人気出張料理人の日常ごはん
とろとろ食感がたまらない!"雲南風なすハーブ炒め"

とろとろ食感がたまらない!"雲南風なすハーブ炒め"

中国の雲南地方で初めて食べて、予想外の味に魅了されました。米なすや丸なすなど、とろっとなる肉質のなすがお薦めです。人気の出張料理人岸本恵理子さんに気どらないふだんの料理を教えてもらいました。

“雲南風なすハーブ炒め”のつくり方

材料材料 (2~3人分)

丸なす2個(皮をむいて角切りにし、水にさらす)
にんにく1片分(つぶしてから粗みじんに)
ディル適量(葉を刻む)
赤唐辛子1本(種を取る)
太白胡麻油大さじ3
太香胡麻油少々
ナンプラー少々
ふたつまみ

1にんにくを炒める

フライパンに太白胡麻油を入れて火にかけ、にんにくと唐辛子を入れる。にんにくの周りに泡が出て香りが立ってきたら、ざっと水気をきったなすを加える。

2仕上げ

油が全体になじんだら、水100mlと塩を加えて混ぜ、蓋をして弱火にする。5分たったら蓋をあけ、木ベラで崩せるくらい柔らかくなっていたら、軽くつぶしながら混ぜ、ナンプラーで味を調える。火を止めてディルを加えて混ぜ、太香胡麻油をふって香りをつける。

完成

教える人

岸本恵理子

岸本恵理子

イタリアの伝統料理を軸に出張料理人として活動。個人宅や各地イベントでの料理のほか、雑誌へのレシピ提供や映画の料理制作など、食に関わる仕事全般を手がけている。厳選した材料でつくるフォンダンショコラなどの菓子も人気。自然派ワインにも精通している。

この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023 秋
四季dancyu2023 秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込み)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。