体が喜ぶ、発酵ごはん
驚くほど簡単につくれる"自家製バター"

驚くほど簡単につくれる"自家製バター"

こんなに簡単にできるの?と、びっくりするレシピ。ヨーグルトを混ぜることで、発酵バターのような豊かな風味が楽しめます。出来たてバターのミルキーな香りがたまりません。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。

“自家製バター”のつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

生クリーム200ml(乳脂肪分45%以上のもの)
ヨーグルト大さじ1(無糖)

1撹拌する

生クリームとヨーグルトをボウルに入れて泡立て器(あれば電動ハンドミキサー)でボソボソになるまで撹拌する。

撹拌する

2瓶に入れる

瓶に①を入れ、口にラップをかぶせてから蓋を閉める。

瓶に入れる

3瓶を振る

瓶を思いっきり振って、ホエーとバターに分離させる。

瓶を振る

4成形する

ザルの上にさらしやクッキングペーパー(フェルト状のもの)を敷き、③の中身を出す。絞って形を整える。

成形する
完成
ホエーはカレーやドリンクなどに使える。バターには好みで柔らかいうちに塩(バターの重量の1.5%程度)や好みの食材を入れて混ぜ合わせても。

教える人

真藤舞衣子 料理研究家

真藤舞衣子 料理研究家

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:柿本礼子 写真:山田薫