にんにくと胡麻油が香る牛肉の甘辛炒めを、ピーマンともやしのナムルの上にのせます。肉のコクと食感、シャキシャキの野菜が口の中で交互に追いかけ合い、飽きることなく完食できます。簡単、おいしい、栄養たっぷりのどんぶりレシピを料理研究家の田口成子さんに教えてもらいました。
牛肉 | 200g(切り落とし) |
---|---|
★ たれ | |
・ 醤油 | 大さじ1強 |
・ 酒 | 大さじ1強 |
・ 砂糖 | 小さじ2と1/2 |
・ にんにく | 小さじ1/2(すりおろし) |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
・ 黒胡椒 | 少々 |
★ ナムル | |
・ ピーマン | 1個 |
・ もやし | 100g |
・ 調味用 | |
├ 胡麻油 | 大さじ1/2 |
├ 塩 | 少々 |
├ 黒胡椒 | 少々 |
└ 白煎り胡麻 | 小さじ1 |
温かいご飯 | 2人分 |
白煎り胡麻 | 小さじ1 |
コチュジャン | 適量 |
牛肉は食べやすく切る。ボウルに入れて、たれの材料を加え、調味料が肉によくなじむまで手でもみ込む。
フライパンを中火で熱し、牛肉を入れて、色が変わるまで炒める。
ピーマンは縦半分に切って種を取り、さらに縦半分に切って斜め細切りにする。もやしはひげ根を取って洗う。鍋に湯を沸かして、ピーマンともやしを入れ、再び煮立ったらザルにあげて水気をきる。
ピーマンともやしをボウルに移し、調味用の材料を加えて和える。
器にご飯を盛り、④のナムル、②のプルコギの順に重ねてのせ、白煎り胡麻、コチュジャンを添える。
料理学校講師から料理研究家として独立し、懐石料理店で日本料理、イタリアでマンマの味、インド婦人の下でカレー料理など、各国の料理を精力的に学ぶ。その好奇心はとどまるところを知らず、家庭菜園を10年間行なって野菜を研究するほか、魚への興味が高じて『おさかなマイスター』を取得。現在は、食育にも取り組んでいる。
この記事は『技あり!dancyuどんぶり』に掲載したものです。
文:遠田敬子 写真:白根正治