夏野菜を楽しむ、おうち中華
彩り鮮やかな!"いかと夏野菜の青じそ炒め"

彩り鮮やかな!"いかと夏野菜の青じそ炒め"

いかは火を通しすぎると固くなるので、あらかじめさっとゆでておき、野菜を炒めた後に加えてほぼ和えるだけ。あっさりと仕上げます。お弁当のおかずにもお薦めです。夏野菜の味と色を楽しむメニューを中華料理を得意とする料理家の今井亮さんに教えてもらいました。

“いかと夏野菜の青じそ炒め”のつくり方

塩味で仕上げてもおいしいですが、オイスターソースを少し入れると甘味とコクが加わって、味にメリハリが出ます。

材料材料 (2人分)

するめいか1ぱい
ズッキーニ1本
パプリカ1/2個(黄)
長ねぎ1/4本
青じそ10枚
大さじ1
★ 合わせ調味料
・ 酒大さじ1
・ オイスターソース小さじ2
・ 胡麻油小さじ1
・ 砂糖小さじ1/2
・ 塩小さじ1/2

1いかの下ごしらえ

いかは胴を縦に開いて足とワタをはずす。胴は縦半分に切ってから横に幅2cmで切り、足は食べやすい長さに切る。たっぷりの湯でさっとゆで、色が変わったら取り出して水気をきる。

いかの下ごしらえ

2野菜類をカットする

ズッキーニは幅1cmの輪切りにし、パプリカは一口大に切る。ねぎは斜め薄切りにし、青じそは粗く刻む。合わせ調味料の材料は混ぜておく。

野菜類をカットする

3炒める

フライパンに油を強めの中火で熱し、ズッキーニ、パプリカ、ねぎを入れ、2分ほど炒めて中まで火を通す。

炒める

4仕上げ

いかを加えて混ぜ、合わせ調味料、青じそを加えて手早く炒め合わせる。

仕上げ
完成

教える人

今井亮 料理家

今井亮 料理家

中国料理を得意とする料理家。京都市内の老舗中華料理店で修業を積み、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家のアシスタントなどを経て独立。プロの技を効かせながら家庭でつくれる中華のレシピが好評。少人数制の料理教室「亮飯店」も人気。
Instagram @ryo.imai1931

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:松原京子 写真:木村拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。