きじまりゅうたさんの偏愛食材レシピ
柚子胡椒が香る"なめ茸酢納豆ご飯"

柚子胡椒が香る"なめ茸酢納豆ご飯"

自家製の柚子胡椒なめ茸は、えのきだけではなくなめこもたっぷり!ねばねばの美味しさを堪能できる一品です。料理研究家のきじまりゅうたさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“なめ茸酢納豆ご飯”のつくり方

ふだんは醤油味が多いけど、夏は爽やかな辛味の柚子胡椒味がお薦め。
にんにくを効かせた塩味にしたり、豆板醤でピリ辛味にしたり、味変するとなめ茸が年中飽きずに食べられます。

材料材料 (つくりやすい分量)

★ 柚子胡椒なめ茸
・ なめこ100g
・ えのき茸200g
・ 柚子胡椒小さじ1/2
A
 ├ 水大さじ2
 ├ みりん大さじ2
 ├ 酢大さじ1/2
 └ 塩小さじ1/4
★ なめ茸酢納豆ご飯
・ ご飯茶碗1膳分
・ 柚子胡椒なめ茸大さじ2
・ 納豆30g
・ 酢小さじ1/2

1きのこの下ごしらえ

なめこはザルにあげてさっと洗う。えのき茸は根元を落として長さ1cmに切り、軸をほぐす。

2煮る

小鍋に①とAを入れて混ぜ、中火にかける。ふつふつしたら弱めの中火で5~6分煮て、火が通ったら柚子胡椒を混ぜ、火を止める。冷蔵室で5日間保存可能。

3納豆に酢を加える

納豆に酢を加えてよく混ぜる。

4ご飯にかける

ご飯に③の酢納豆をかけ、なめ茸をのせる。

完成

教える人

きじまりゅうた

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。著書は『材料2つだけ! きじま流極旨レシピ』(ワン・パブリッシング)、『まいにち絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)など多数。

この記事は『四季dancyu 2023 夏』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 夏
四季dancyu 2023 夏

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。