体が喜ぶ、発酵ごはん
香ばしい美味しさ!"ズッキーニの甘酒パウンドケーキ"

香ばしい美味しさ!"ズッキーニの甘酒パウンドケーキ"

基本的なパウンドケーキのレシピをベースに、たっぷりのズッキーニを入れました。キャロットケーキのように食材に甘味がないので、甘酒を加えのまろやかな甘味に仕上げました。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。

“ズッキーニの甘酒パウンドケーキ”のつくり方

材料材料 (18×8cmのパウンドケーキ型1台分)

ズッキーニ 1本(約150g)
発酵バター100g(無塩)
きび砂糖70g
甘酒70g
2個
A
・ 薄力粉130g
・ アーモンドプードル20g
・ ベーキングパウダー小さじ1
・ 重曹小さじ1/2

1ズッキーニをすりおろす

下準備としてオーブンを200℃に予熱しておく。バターは室温に戻しておく。ズッキーニをおろし器ですりおろす。ない場合はみじん切りにする。

ズッキーニをすりおろす

2粉類をふるう

Aを合わせてふるう。

粉類をふるう

3バターを混ぜる

バターをボウルに入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜる。きび砂糖を加えてさらによく混ぜる。

バターを混ぜる

4甘酒を加える

③に甘酒を2~3回に分けて入れ、ハンドミキサーでよく混ぜる。

甘酒を加える

5卵を加える

④に卵を1個ずつ割り入れて、つど、分離しないようハンドミキサーでよく混ぜる。

卵を加える

6粉類と混ぜる

⑤に②の粉を入れて、ゴムベラでさっくりと混ぜたら、ズッキーニを加えて再度さっくりと混ぜる。

粉類と混ぜる

7オーブンで焼く

パウンドケーキ型に流し込み、表面を軽くならしてから200℃のオーブンで15分間焼く。

オーブンで焼く

8仕上げ

15分たったら一度取り出し、表面の中央に切り込みを入れる。すぐに180℃に下げたオーブンに入れて、さらに30分間焼く。焼き終えて粗熱が取れたら、型から外す。

仕上げ
完成

教える人

真藤舞衣子 料理研究家

真藤舞衣子 料理研究家

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:柿本礼子 写真:山田薫