旬の食材で簡単主菜づくり!瀬尾幸子さんの3ステップレシピ
野菜の甘味が広がる"鶏肉と春野菜の洋風煮物"

野菜の甘味が広がる"鶏肉と春野菜の洋風煮物"

さとうざやとは、糖度の高いえんどう豆です。洋風の煮物ですが、白いご飯にもよく合います。料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。

“鶏肉と春野菜の洋風煮物”のつくり方

煮物って難しいと思われがちだけど、塩と胡椒で素材のおいしさを引き出したシンプルレシピなので、失敗なくつくれます。煮込み時間に幅をもたせてあるのは、柔らかい若鶏なら7分、肉質のしっかりした銘柄鶏なら10分くらい煮るのがベストだから。

材料材料 (2人分)

鶏もも肉1枚
新にんじん1本
さとうざや100g
にんにく1片
オリーブオイル大さじ2
白ワイン大さじ3
固形スープの素1/2個
2カップ
小さじ1/3
胡椒少々

1下ごしらえ

鶏肉は5cm角に切る。にんじんは皮をむいて2.5cm角に切る。さとうざやは筋を取る。にんにくは半分に切る。

下ごしらえ

2炒める

鍋ににんにく、オリーブオイルを入れて弱火で炒める。香りが出たらにんじんを炒め、油が回ったら鶏肉、さとうざやを加えて白ワインを注ぐ。

炒める

3煮る

水、固形スープの素を加え、落とし蓋をして弱めの中火で7~10分煮る。味をみて、塩、胡椒で調える。

煮る
完成

教える人

瀬尾幸子

瀬尾幸子 料理研究家

料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。

この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。

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A4変型判(120頁)
2023年3月10日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。