こま切れのラムを400g使った、パワーカレーです。ラムの個性的な旨味が際立つ、香り高い一皿です。横浜の人気パン屋「ベッカライ徳多朗」を営む徳永久美子さんに、しみじみおいしい日常おかずを教えてもらいました。
お肉はできれば前夜からマリネしておくと味に深みが出ます。
冬は体を温めるクローブをプラスするとよいですよ。
スパイスカレーの素 | 180g |
---|---|
ラム肉 | 400g(こま切れ) |
プレーンヨーグルト | 100g |
生姜 | 1片分(せん切り) |
シナモンスティック | 1本分(手で割る) |
クローブ | 10粒(ホール) |
ココナッツオイル | 大さじ2 |
ターメリックライス | 適量(※) |
※ バスマティライスにターメリックを加え、米と同じ量の水を加えて炊飯器で炊く。
ラムはプレーンヨーグルトと混ぜてマリネしておく。できれば30分~2晩浸けておく。
深さのあるフライパンにココナッツオイルとシナモンスティック、つぶしたクローブを入れて中火にかける。ココナッツオイルが溶けたら生姜を加えて炒め、香りが出たらラムを加えて炒める。
肉の色がだいたい変わったらスパイスカレーの素と水100~200mlを加え、混ぜながら10分ほど炒め煮にする。器に盛り、ターメリックライスを添える。
栄養専門学校と調理専門学校を卒業後、大手ベーカリー勤務を経て、「ベッカライ徳多朗」(神奈川県横浜市青葉区元石川町6300-7)を夫とともに営む。著書に『パンを楽しむ生活 おいしいおはなし』(主婦と生活社)、『わが家のパンと料理とおいしい食べ方』(毎日コミュニケーションズ)など。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子