にんじんの甘味をほんのりと感じる、栄養豊富な炊き込みご飯です。横浜の人気パン屋「ベッカライ徳多朗」を営む徳永久美子さんに、しみじみおいしい日常おかずを教えてもらいました。
母が胚芽米でつくっていたにんじんご飯を、お弁当に入れるときにパサつかないようにアレンジしたもの。
にんじんは油と摂ると栄養を吸収しやすいと聞いて、炊くときに入れたらピラフみたいな食感になっておいしさもアップしました。
白米 | 2合 |
---|---|
もち麦 | 1合 |
にんじん | 1本分(約200g)(すりおろす) |
植物油 | 小さじ1(オリーブオイルなど) |
白米ともち麦は合わせて研ぎ、15分浸水させる。
炊飯器に入れて3合の目盛りまで水を入れ、にんじんと油を加えて炊く。
栄養専門学校と調理専門学校を卒業後、大手ベーカリー勤務を経て、「ベッカライ徳多朗」(神奈川県横浜市青葉区元石川町6300-7)を夫とともに営む。著書に『パンを楽しむ生活 おいしいおはなし』(主婦と生活社)、『わが家のパンと料理とおいしい食べ方』(毎日コミュニケーションズ)など。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子