木綿豆腐を水切りしているので、水分が出にくくお弁当のおかずに向いています。しっかりした味付けで、ご飯もすすみますよ。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。
豆腐はしっかり水きりしておくこと。このひと手間で水っぽくならずにしっかり味の炒め物に仕上がります。
木綿豆腐 | 1丁 |
---|---|
ズッキーニ | 小1本(160g) |
バター | 大さじ3 |
味噌 | 大さじ1と1/2~2 |
酒 | 大さじ1 |
白煎り胡麻 | 少々 |
豆腐は軽く重しをして20分ほどおき、水きりをして3cm四方に切る。
ズッキーニはへたを切り落とし、ピーラーで3?4本縦に皮をむいて厚さ1cmの輪切りにする。
味噌、酒をよく混ぜ合わせる。
フライパンにバターの?量を溶かしてズッキーニを入れ、中火で両面を焼きつけて取り出す。
フライパンに残りのバターを溶かして豆腐を入れ、中火で両面を焼きつける。ズッキーニを戻し入れて、を加えて豆腐をくずさないように全体にからめる。器に盛って胡麻をふる。
シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。
※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。
文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ