料理を引き立てるバターのレシピ
まろやかの極み!"アボカドの柚子胡椒バター焼き"

まろやかの極み!"アボカドの柚子胡椒バター焼き"

「森のバター」と呼ばれるアボカドと、本家バターのダブルバター使い。アボカドの皮活かして、オーブントースターで焼くだけの簡単調理も嬉しい一品です。ホームパーティーでも人気になること間違いなし!料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“アボカドの柚子胡椒バター焼き”のつくり方

アボカドは皮から1cmくらい内側をくりぬき、厚めのケースをつくるのがポイント。もちろん、皮のきわまで食べるのでご安心を。

材料材料 (2人分)

アボカド大1個
レモン汁小さじ1
バター大さじ2(室温にもどして)
柚子胡椒小さじ1/3〜1/2

1アボカドの果肉をくりぬく

アボカドは縦に切り込みを入れてねじるようにして2つに分け、種を取ってスプーンで果肉をくりぬき、1cm角に切ってレモン汁をふる。皮はケースとして使う。

2和える

ボウルにバター、柚子胡椒を入れて混ぜ、アボカドを加えて和える。

和える
バターは中がやわらかくなるまで室温にもどし、柚子胡椒を加えて均等になるまでよく混ぜて。

3オーブンで焼く

②を皮のケースに入れ、オーブントースターで10分ほど焼く。

オーブンで焼く
皮のケースに均等に分け入れます。押し込まずに、少し盛り上がるように入れると、表情豊かに仕上がります。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

技あり!dancyuバター
技あり!dancyuバター
A4変型 判( 112 頁)
ISBN: 9784833478236
2019年12月23日発売 / 880円(税込)

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。