小堀紀代美さんの誰かを呼ぶ日のご馳走レシピ
熱々でも冷やしてもおいしい"りんごのクラフティ"

熱々でも冷やしてもおいしい"りんごのクラフティ"

旬のフルーツを、カスタード生地と一緒にオーブンで焼くだけでできるクラフティはおやつにもディナーにも喜ばれるはず。熱々にアイスクリームを添えるのもいいけれど冷やして食べるのもまたおいしいのです。おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。

“りんごのクラフティ”のつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

りんご1個
A
・ 薄力粉30g
・ 塩ひとつまみ
・ 砂糖40g
1個(溶きほぐす)
牛乳100ml
ラム酒大さじ1/2(あれば)
生クリーム大さじ2
バター10g(溶かす)
グラニュー糖小さじ1

1りんごをカットする

りんごは洗って皮付きのまま縦半分に切り、種の部分をスプーンでくりぬき、芯を取り除く。幅5mmに切り、バラさずにおく。

2耐熱皿にりんごを入れる

耐熱皿の底面に薄くバター(分量外)を塗り、①のりんごを入れる。

3粉類を混ぜる

ボウルにAを入れて混ぜ、卵を加えて混ぜる。牛乳を少しずつ加えて混ぜ、ラム酒、生クリーム、溶かしバターの順に加えてそのつど混ぜる。

4生地を注ぐ

③をザルなどで漉しながら②の耐熱皿に注ぎ入れる。りんごの上にグラニュー糖をふる。

5オーブンで焼く

180℃に予熱したオーブンで30〜40分、膨らんで表面に焼き色がつくまで焼く。好みで粉糖とシナモン少々(各分量外)をふる。

完成

教える人

小堀紀代美

小堀紀代美

料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2022冬
四季dancyu 2022冬
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
2022年12月13日発売/1,100円(税込み)

文:藤井志織 撮影:山田 薫