東京・目白の人気洋食店「目白旬香亭」に、ステーキハンバーグを教えてもらいました。BSフジで放送中の植野食堂を本にまとめた『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブックvol.3』から、お薦めレシピを大公開!
かつて赤坂で斎藤元志郎シェフが腕をふるった名店「旬香亭」の味を受け継ぐ古賀達彦シェフがつくる洋食は、洗練された美味しさにあふれています。その代表メニューの一つが〝ステーキハンバーグ?です。その名の通り、挽き肉を使ってはいますが、ステーキを食べているかのような肉の旨味と満足感が楽しめます。粗挽きの牛肉をこねすぎないようにして食感を残し、玉ねぎは炒めると甘味が出て肉の味を邪魔してしまうので生のまま混ぜるなど、繊細な技と丁寧な仕事で、軽やかで上質な美味しさに仕上げています。
牛挽き肉 | 1kg(粗挽き) |
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玉ねぎ | 150g |
卵 | 1個 |
ディジョンマスタード | 小さじ1 |
トマトケチャップ | 大さじ1 |
にんにく | 小さじ1(すりおろす) |
塩 | 5g |
白胡椒 | 2g |
サラダ油 | 適量 |
わさび | 適量 |
肉だねをつくる。玉ねぎはみじん切りにする。
大きめのボウルに玉ねぎを入れ、マスタード・ケチャップ・にんにく・塩・胡椒・卵を加え、混ぜ合わせる。
②に挽き肉を加え、全体を練り混ぜる。
肉だねを約200gずつに分ける。
片手からもう片方の手に打ちつけるのを繰り返し、形を整える。
⑤をふんわりとラップで包み、上から押して広げる。
フライパンに油を入れ、強火で熱し、温まったら弱火にして肉だねを入れる。
両面に焼き色をつける。
フライパンを火から少し離し、遠火で約6分両面を焼く。
火がまんべんなく通るように向きを変えて焼く。
皿に盛りつけ、わさびを添えて完成。
文:植野広生