コチュジャンベースの韓国だれに合わせて、薬味は紫玉ねぎとえごまの葉。たれに負けない香りで、新感覚の鰹のたたきが楽しめます。食と酒と旅をこよなく愛する文筆家・ツレヅレハナコさんに、焼酎のお湯割りに合う季節のおつまみを習いました。
焼酎には、芋焼酎、麦焼酎、米焼酎の他に黒糖焼酎、そば焼酎、栗焼酎など原料によっていろいろな種類があり、それぞれに香りや風味が違います。
ハナコさんのイチオシは芋焼酎の「さつま白波」。コップにお湯を入れてからさつま白波を注ぐ、この順番がポイント。お湯と焼酎の温度差で対流が起こり、かき混ぜなくてもいいのです。
割合は好みですが、湯:焼酎=6:4が目安。温度は飲むときに人肌よりも少し温かい40~45℃がちょうど。6:4の場合、お湯が70℃くらいでほぼ適温になります。
鰹 | 1サク(刺身、皮付き) |
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塩 | 少々 |
紫玉ねぎ | 1/2個 |
えごまの葉 | 5枚 |
★ たれ | (混ぜ合わせる) |
・ コチュジャン | 大さじ2 |
・ 酢 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 小さじ1/2 |
・ 白すり胡麻 | 5g |
・ にんにく | 少々(すりおろす) |
サラダ油 | 大さじ1 |
鰹の皮側に塩をふる。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、鰹の全面を1分ずつ焼きつけ、バットにのせて冷凍庫で急速に冷やす。全体が冷えたら、凍る前に冷蔵庫へ移す。
玉ねぎは薄切り、えごまはせん切りにする。鰹は厚さ8mmに切る。
器に玉ねぎを敷き、鰹を並べてたれをかけ、えごまをのせる。
食と酒と旅をこよなく愛する文筆家。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、なんでもこいの筋金入りの呑んべえ。友人たちが集まるホームパーティや、友人宅での持ち寄りパーティでもつまみの腕を振るう。飲みながらササッとつくる即席つまみも絶品。『ツレヅレハナコのお取り寄せ』(立東舎)、『ツレヅレハナコの愛してやまないたまご料理』(サンマーク出版)など著書も多数。
文・構成:中村裕子 撮影:キッチンミノル