料理を楽しむ人の日常ごはん
トマトベースの"ベーコンと白いんげん豆のカスレ風グラタン"

トマトベースの"ベーコンと白いんげん豆のカスレ風グラタン"

カスレとは豆が主役のフランスの郷土料理です。今回は、さっと煮込んでつくれるレシピにアレンジ。ベーコンの代わりに、生ソーセージや塩豚などを使っても美味しいのでぜひ!秋の魅力が詰まったレシピを、料理家で文筆家の麻生要一郎さんに習いました。

ベーコンと白いんげん豆のカスレ風グラタンのつくり方

材料材料 (3~4人分)

ベーコン200g(塊、大きめの角切りにする)
白いんげん豆400g(水煮)
A
・ 玉ねぎ1/2個分(みじん切り)
・ セロリ1/2本分(みじん切り)
・ にんじん1/2本分(みじん切り)
トマト水煮缶1缶(ホール)
オリーブオイル大さじ1
小さじ1
黒胡椒適量
クローブ3粒
ローリエ2枚
パルミジャーノ・レッジャーノ適量(すりおろす)
パン粉適量
バター大さじ2

1ベーコンと野菜類を炒める

鍋にオリーブオイル小さじ1(分量外・テフロン樹脂加工の鍋なら不要)を入れて中火にかけ、ベーコンを入れて炒める。火が通ったらいったん取り出し、オリーブオイルを入れてAを炒める。

2煮込む

トマトの水煮をつぶしながら加え、ベーコンを戻し入れる。白いんげん豆とクローブ、ローリエを入れて煮込み、塩と胡椒で味を調える。

3オーブンで焼く

耐熱皿に入れ、チーズとパン粉をかけてから、バターをところどころにのせて、180℃に予熱したオーブンで10分ほど、焼き色がつくまで焼く。

完成

教える人

麻生要一郎

麻生要一郎

建設業、飲食業を経て、「カフェ+宿 saro」を運営。現在は料理家として活動する傍ら執筆業も手がけている。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。著書に『僕のいたわり飯』『僕の献立 本日もお疲れ様でした』(ともに光文社)がある。Instagramのアカウントは @yoichiro_aso

※この記事の内容は、「四季dancyu 2022秋」に掲載したものです。

四季dancyu 2022秋
四季dancyu 2022秋
A4変型判(120頁)
2022年9月12日発売/1,100円(税込み)

文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子