
カスレとは豆が主役のフランスの郷土料理です。今回は、さっと煮込んでつくれるレシピにアレンジ。ベーコンの代わりに、生ソーセージや塩豚などを使っても美味しいのでぜひ!秋の魅力が詰まったレシピを、料理家で文筆家の麻生要一郎さんに習いました。
| ベーコン | 200g(塊、大きめの角切りにする) |
|---|---|
| 白いんげん豆 | 400g(水煮) |
| A | |
| ・ 玉ねぎ | 1/2個分(みじん切り) |
| ・ セロリ | 1/2本分(みじん切り) |
| ・ にんじん | 1/2本分(みじん切り) |
| トマト水煮缶 | 1缶(ホール) |
| オリーブオイル | 大さじ1 |
| 塩 | 小さじ1 |
| 黒胡椒 | 適量 |
| クローブ | 3粒 |
| ローリエ | 2枚 |
| パルミジャーノ・レッジャーノ | 適量(すりおろす) |
| パン粉 | 適量 |
| バター | 大さじ2 |
鍋にオリーブオイル小さじ1(分量外・テフロン樹脂加工の鍋なら不要)を入れて中火にかけ、ベーコンを入れて炒める。火が通ったらいったん取り出し、オリーブオイルを入れてAを炒める。
トマトの水煮をつぶしながら加え、ベーコンを戻し入れる。白いんげん豆とクローブ、ローリエを入れて煮込み、塩と胡椒で味を調える。
耐熱皿に入れ、チーズとパン粉をかけてから、バターをところどころにのせて、180℃に予熱したオーブンで10分ほど、焼き色がつくまで焼く。


建設業、飲食業を経て、「カフェ+宿 saro」を運営。現在は料理家として活動する傍ら執筆業も手がけている。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。著書に『僕のいたわり飯』『僕の献立 本日もお疲れ様でした』(ともに光文社)がある。Instagramのアカウントは @yoichiro_aso
※この記事の内容は、「四季dancyu 2022秋」に掲載したものです。

文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子