醤油のおいしさを実感する基本レシピ
生姜が効いた"鶏の竜田揚げ"

生姜が効いた"鶏の竜田揚げ"

鶏肉にしっかり醤油味をしみ込ませてから揚げるので、何もつけずにそのまま食べられます。冷めても美味しく、お弁当にも最適です!料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“鶏の竜田揚げ”のつくり方

材料材料 (4人分)

鶏むね肉2枚(500g)
★ 鶏肉の下味用
・ 酒大さじ1
・ 生姜の絞り汁小さじ1
・ 醤油大さじ2
片栗粉適量
ししとう8本
揚げ油適量

1鶏肉をそぎ切りにする

鶏肉は縦半分に切ってから厚さ2cmのそぎ切りにする。

鶏肉をそぎ切りにする

2下味をつける

ボウルに下味用の材料を入れて混ぜ、鶏肉を入れて全体にからめ、20~30分おいて下味をつける。

下味をつける

3ししとうに切り込みを入れる

ししとうは包丁の先で縦に1本切り込みを入れる。

4鶏肉の水気を拭く

衣がべたつかないように、鶏肉の水気をしっかり拭き取る。

鶏肉の水気を拭く

5揚げる

揚げ油をフライパンの深さの1/2ぐらいまで入れ、高めの中温(175℃)に熱する。鶏肉の半量に片栗粉をまぶして1切れずつ入れて、途中裏に返しながら、2~3分カリッと揚げて取り出す。残りも同様に揚げる。

揚げる

6仕上げ

続けてししとうを入れてさっと揚げ、器に鶏肉とともに盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。