小堀紀代美さんの誰かを呼ぶ日のご馳走レシピ
あおさと胡麻の香りが食欲をそそる"ごぼうのあおさ揚げ"

あおさと胡麻の香りが食欲をそそる"ごぼうのあおさ揚げ"

醤油がしみたごぼうの味わいとあおさの香りが絶妙な一皿。おかずにも酒のお供にもなります。おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。

“ごぼうのあおさ揚げ”のつくり方

きんぴらごぼうの余りを春巻きやかき揚げにするとおいしいことから思いついたのが生のごぼうを醤油で和えてから衣をつけて揚げること。
手軽にできますが、高温で揚げすぎるとあおさが苦くなるのでご注意を。

材料材料 (つくりやすい分量)

ごぼう200g
醤油小さじ2
小麦粉大さじ3~
あおさ8~10g
白煎り胡麻大さじ1
揚げ油適量

1ごぼうの下ごしらえ

ごぼうはたわしなどで皮を洗い、斜め薄切りにしてからやや太めのせん切りにする。水にさっとさらし、ザルにあげて水気をよくきる。

2醤油を加える

ボウルに入れ、醤油を加えて混ぜる。

3小麦粉を加える

小麦粉を加えて混ぜ、冷水小さじ2を少しずつ加えて混ぜる。箸でつまむと、ごぼう同士がくっつくまで、水を少量ずつ加えながら混ぜる。小麦粉とごぼうについた水分と醤油だけでまとまるようなら水を加えなくてもよい。

4あおさを加える

あおさと胡麻を加えて混ぜる。

5揚げる

170℃の油に入れて色づくまで揚げ、網の上で油をきる。さらにキッチンペーパーの上で油をきり、器に盛る。

完成

教える人

小堀紀代美

小堀紀代美

料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。

四季dancyu 2022秋
四季dancyu 2022秋
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833481502
2022年9月12日発売/1,100円(税込)

文:藤井志織 撮影:山田 薫