かぼちゃを生のまま漬け込み、シナモンで甘く香りづけしたピクルスです。シャクシャクした食感も美味!料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
食べると硬いかぼちゃの食感とピクルス液の酸味の印象が強いですが、しっかり噛んでいくとかぼちゃの甘味が感じられます。
かぼちゃ | 正味400g(若いもの*) |
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★ ピクルス液 | |
・ 酢 | 1カップ |
・ 白ワイン | 1/3カップ |
・ 水 | 1/3カップ |
・ 砂糖 | 大さじ4 |
・ 塩 | 小さじ1と1/3 |
・ シナモン | 1/2本(スティック) |
・ 赤唐辛子 | 1本 |
*サイズが小さくて皮の緑が濃いもの。コリンキー(生食もできるかぼちゃ)でもよい。
かぼちゃは皮のまま洗って水気を拭き、ワタと種を取る。厚さ1cmに切ってから幅1~1.5cmに切り、保存容器に入れる。
鍋(アルミ以外)に材料を入れて混ぜ、弱火にかけて煮立ってきたら火を止め、熱いうちにかぼちゃに注ぎ、完全に冷めたら蓋をして冷蔵庫で冷やす。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志