とろりとした黄身に、魚醤の旨味が染み込み、副菜にもお弁当にも絶品です。和食にも洋食にも使える、とても便利な調味料である魚醤を使ったレシピを、料理研究家のワタナベマキさんに教わりました。
「惜しみなく量を使いたいこんな一品は、安価なナンプラーで十分」。黒酢に黒胡椒と、クセのある香りを重ねたエキゾチックな味わいは、むしろアジア各国の魚醤が気分に合う。
卵 | 6個 |
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ナンプラー | 大さじ2と1/2 |
酒 | 大さじ2 |
味醂 | 大さじ2 |
黒酢 | 大さじ1 |
粒黒胡椒 | 10~15粒 |
水 | 200ml |
常温に戻した卵を沸騰した湯で7分ゆで、殻をむく。
ナンプラー、酒、味醂 、黒酢 、粒黒胡椒、水を合わせて火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止める。そこにゆで卵を入れて、半日ほど漬ける。
シンプルな材料と手順でつくるレシピが人気。著書『ナンプラーがあればダシはいらない』には、生姜焼きからカリフラワーのシチリア煮まで、魚醤の底力を実感できる、和洋の料理が満載!
この記事はdancyu2019年11月号に掲載したものです。
文:藤田 優 写真:公文美和