だしを使わず魚醤の旨味だけをつかったシンプルなうどんです。和食にも洋食にも使える、とても便利な調味料である魚醤を使ったレシピを、料理研究家のワタナベマキさんに教わりました。
水に魚醤、味醂、酒を煮立てるだけでこんなに上質なだしができるとは!今回は、鵠沼の魚醤に、タイのナンプラーを少量混ぜて使った。
うどん | 2玉(ゆでておく) |
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魚醤 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ2 |
味醂 | 大さじ1 |
水 | 500ml |
油揚げ | 1枚 |
生姜 | 適量(すりおろす) |
白煎り胡麻 | 適量 |
鍋に魚醤、酒、味醂、水を入れて火にかけ、煮立ったら厚めの油揚げ(油抜きをして三角形に切る)を加えて弱火で約3分煮る。
ゆでたうどんを加え、ひと煮立ちさせたら器に取り分け、万能ねぎ(斜め薄切り)、生姜(すりおろす)、白煎り胡麻をのせる。
シンプルな材料と手順でつくるレシピが人気。著書『ナンプラーがあればダシはいらない』には、生姜焼きからカリフラワーのシチリア煮まで、魚醤の底力を実感できる、和洋の料理が満載!
この記事はdancyu2019年11月号に掲載したものです。
文:藤田 優 写真:公文美和