魚醤が入った白和えは、さっぱりとした旨塩味。山椒をふりかけることで、全体がぴしっと締まります。和食にも洋食にも使える、とても便利な調味料である魚醤を使ったレシピを、料理研究家のワタナベマキさんに教わりました。
「魚醤を使うと味が決まりやすい」という白和えは、魚臭さを感じない繊細な味わい。和食には、まろやかな日本の魚醤がお薦め。上質な魚醤を白だし感覚で使えば間違いなし。
れんこん | 1節(200g) |
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酢 | 少々 |
椎茸 | 4個 |
白煎り胡麻 | 大さじ2 |
絹漉し豆腐 | 1/2丁(150g) |
白練り胡麻 | 大さじ2 |
魚醤 | 大さじ1 |
粉山椒 | 適量 |
れんこんは厚さ8mmの半月切りにし、酢を加えた湯で2分ゆでてザルに上げる。
椎茸は石突きを取ってグリルで7分ほど焼き、軸から4等分に裂く。
白煎り胡麻をすり鉢で半ずりにし、軽く水きりした絹漉し豆腐、白練り胡麻を入れて混ぜ、魚醤を加える。そこにれんこん、椎茸を和えて皿に盛り、粉山椒をふる。
シンプルな材料と手順でつくるレシピが人気。著書『ナンプラーがあればダシはいらない』には、生姜焼きからカリフラワーのシチリア煮まで、魚醤の底力を実感できる、和洋の料理が満載!
この記事はdancyu2019年11月号に掲載したものです。
文:藤田 優 写真:公文美和