アスパラガスの甘味とチーズの塩気がよくなじんで、満足感の高い副菜に仕上がります。おかずとしてはもちろん、ワインのお供にも。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
アスパラのほかにもブロッコリーやカリフラワー、ミニトマトなどでつくるのもおすすめです。
グリーンアスパラガス | 5本(200g) |
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オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/5 |
ピザ用チーズ | 30g |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
アスパラガスは根元の部分を3mmほど切り落として、根元のほうから1/2ぐらいまでピーラーでむき、長さを半分に切る。
フライパンにアスパラを入れてオリーブオイルをふり、混ぜて全体に油をからめる。
塩をふって蓋をし、中火にかけて途中上下を返しながら、3分ほど蒸し煮にする。
チーズをのせ、蓋をしてさらに1分ほど蒸し煮にしてチーズがとろりとしたら、器に盛って胡椒をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介