
アボカドのねっとりとした旨味を生かしつつ、新しい食感に仕上げた一品です。おかずとしてはもちろん、ワインのお供にも。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
アヒージョとはスペイン語で「にんにく」の意味。オリーブオイルとにんにくは最高の組み合わせ。
アボカドの表面はカラリ、中がホクホク、新感覚の味にワインがすすみそう。
| アボカド | 大1個 |
|---|---|
| アボカド用のレモン汁 | 小さじ1 |
| オリーブオイル | 1/2~2/3カップ |
| にんにく | 小4~5片 |
| 赤唐辛子 | 2~3本 |
| 塩 | 小さじ1/3 |
| 胡椒 | 少々 |
| レモン | 2切れ(くし形切り) |
アボカドは縦半分に切り込みを入れて二つに分けて種を取り、皮をむいて横半分に切ってから、縦3~4等分に切り、レモン汁をふる。
直火用の耐熱の鍋にオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて弱火でゆっくり熱し、アボカドを入れ、上下を返しながら煮る。塩、胡椒をふり入れて仕上げ、レモンを添える。



身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介