素材の風味を生かす塩使いの基本レシピ
ホクホクで塩味が絶妙な"フライドポテト"

ホクホクで塩味が絶妙な"フライドポテト"

外はカリッ、中はほっくり、生のじゃがいもからつくるフライドポテトの美味しさは格別です!香りがよくなるので、皮つきでつくるのがお薦めです。大ぶりに切って準備完了。揚げたてに塩。シンプルだからこそのおいしさです!塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“フライドポテト”のつくり方

塩は揚げたてにふるのがポイント。
熱でほどよく溶けて、全体に塩味が行き渡ります。塩をベースにハーブの香りをプラスするのもお薦めです。

材料材料 (つくりやすい分量)

メークイン4個
揚げ油適量
適量

1カットする

じゃがいもは皮のまま洗って縦半分に切り、縦3等分のくし形に切る。

カットする

2水にさらす

水に5~6分さらす。

水にさらす

3水気をきる

水気をきり、ふきんやキッチンペーパーで水気を拭く。

水気をきる

4揚げる

中華鍋に揚げ油を160℃に熱してじゃがいもを一度に入れ、弱火で5~6分揚げ、じゃがいもにほぼ火が通ったら油の温度を高温にして色よく、カリッとするまで揚げて取り出す。揚げたてのじゃがいもに塩をふる。

揚げる
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ しお
料理のてほどき さしすせそ しお
塩がなければ始まらない
料理の手ほどき さしすせそ しお
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478212
2019年12月17日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。