平野由希子さんの酒を美味しくする季節のおつまみ
シャキッと食感も美味しい"生ピーマンのマカロニサラダ"

シャキッと食感も美味しい"生ピーマンのマカロニサラダ"

ピーマンのフレッシュな美味しさを再発見できる、大人のマカロニサラダです。おなじみのハイボールにレモンサワー、そして人気急上昇中のクラフトジンの炭酸割り。夏のシュワシュワは飲み口も軽く、スカッと暑さを吹き飛ばしてくれます。そんなお酒のつまみになる、夏仕様のシンプルにつくれるレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。

生ピーマンのマカロニサラダのつくり方

ピーマン嫌いも絶賛間違いなしの絶品サラダ。隠し味はディジョンマスタード。まろやかな風味で味に深みをつくってくれます。

材料材料 (2人分)

マカロニ60g
マカロニをゆでる塩小さじ2
ピーマン2個
ツナ1缶(70g)
マヨネーズ大さじ1〜2
ディジョンマスタード大さじ1
オリーブオイル少々
粗挽き黒胡椒適量

1ピーマンの下ごしらえ

ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、長さを半分に切ってから縦に幅7mmに切る。冷水にさらしてパリッとさせる。

2マカロニをゆでる

マカロニは熱湯(約1L)に塩を加え、表示の時間より1分短めにゆで、ザルにあけてマカロニ同士がくっつかないようにオリーブオイルで全体をざっと和える。

3仕上げる

ツナは缶汁をきってボウルに入れ、マヨネーズ、マスタードを加えて混ぜ、マカロニとピーマンを加えて和え、器に盛って胡椒をたっぷりとふる。

完成

教える人

平野由希子さん

平野由希子さん

料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。

この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。

四季dancyu2022夏
四季dancyu2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(価格)

構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。