ミネラルたっぷりの黒糖をつかった、甘すぎずコク深い煮ものです。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
ほんのり甘く、黒糖を使った大豆の煮豆は風味が生き生き、食感はもっちり。
一粒、また一粒と、箸が止まらないおいしさ。箸休め的な副菜がいつのまにか主役にとって代わりそう。
大豆 | 200g |
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水 | 5~6カップ |
黒糖 | 80~100g |
醤油 | 大さじ1 |
大豆は洗い、大きめの鍋に入れて分量の水に一晩(8時間程度)浸してもどす。
大豆を強めの中火にかけて煮立ってきたら、弱火にしてアクを取り、蓋をして弱火で40分ほどやわらかくなるまでゆでる。
黒糖の1/2量を入れて蓋をして20分ほど煮る。
残りの黒糖、醤油を加え、さらに15~20分煮て火を止め、そのまま冷ます。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ