肉味噌はご飯のお供としてはもちろん、あらゆる料理のアクセントになってくれる頼もしい常備菜です。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
味噌がメインの調味料ではありますが、砂糖の甘味がなければ、おいしい肉味噌はできません。
調味料の合わせ技で、甘辛味の濃厚な味わいに。まずはシンプルに炊きたてのご飯にのせて召し上がれ。保存容器に入れて冷蔵庫で4~5日間保存が可能です。
豚挽き肉 | 500g |
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サラダ油 | 大さじ1/2 |
長ねぎ | 1/2本 |
生姜 | 大さじ1(すりおろし) |
赤だし味噌 | 120g |
酒 | 1/3カップ |
砂糖 | 大さじ3 |
水 | 1/2カップ |
長ねぎはみじん切りにする。中華鍋にサラダ油を熱して挽き肉を入れ、色が変わって肉がポロポロになるまで炒める。レードルの底で中華鍋に押しつけては全体を返し、を繰り返しながら炒めると、挽き肉全体にムラなく火が通るから、驚くほどポロポロの仕上がりに。
ねぎ、生姜を加えて全体を混ぜながら炒める。
全体になじんだら、味噌を加えてよく炒め合わせる。
酒をふり、砂糖を加えて炒める。
水を加えて混ぜ、煮立ってきたら火を弱めて蓋をして10分ほど、汁気がなくなるまで煮る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ