トルコの家庭料理
ハーブの香りが爽やかなトルコ流サラダ"チョバン サラタス"

ハーブの香りが爽やかなトルコ流サラダ"チョバン サラタス"

手軽につくれるシンプルなサラダで、こってりとした味の濃い主菜のお供にうってつけ。驚くほど多彩な味わいを持っているトルコ料理をユーラシア大陸の料理の研究をライフワークとする荻野恭子さんに教えて貰いました。

“チョバン サラタス”のつくり方

手元にある野菜でささっとつくれるシンプルなサラダ。遊牧民が家畜を放牧させている間、簡単に支度をして食べていたもので、今ではトルコ全土で親しまれています。こってりとした肉料理の箸休めにもなりそう。

材料材料 (4人分)

トマト1個
きゅうり1本
ピーマン1個
玉ねぎ1/4個
イタリアンパセリ
ミント├ 合わせて大さじ2(粗みじん)
ディル
★ ドレッシング
・ レモン汁大さじ2
・ 塩小さじ1/2
・ 胡椒適量
・ オリーブオイル50ml

1野菜をカットする

野菜はすべて7mmほどの角切りにする。

2和える

ボウルにドレッシングの材料をすべて入れてよく混ぜ合わせたところへ、1の野菜とハーブを入れてしっかりと和え、器に盛る。

完成

教える人

荻野恭子

荻野恭子

おぎの・きょうこ●料理研究家。栄養士。世界65カ国以上を訪れて家庭料理を学び、食文化を研究している。料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰。『家庭で作れるトルコ料理』(河出書房新社)、『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)など著書多数。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:鹿野真砂美 撮影:宗田育子

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。