旬の筍を贅沢にバター醤油味で仕上げます。唎酒師の資格を持つ料理研究家、吉田愛さんに春らしい食材をつかった、日本酒に合うもてなし料理を教えてもらいました。
筍のアクの強さをバター醤油のまろみが包み込んで、いくらでも食べられます。お子さんや筍が苦手な人にも、これなら喜ばれそう!
筍 | 400g(下処理したもの) |
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バター | 15g |
醤油 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
木の芽 | 適量(粗くたたく) |
筍の穂先はくし形に切る。根元は幅1cmに切って両面に格子状の浅い切り目を入れ、大きければ半月切りにする。
フライパンにバターを中火で熱し、1を入れて焼く。全体に焼き色がついたらAを回し入れて煮からめる。
器に盛り、木の芽を散らす。
東京の日本料理店にて板前として働き、その後、より本格的に和食を学ぶために京都で修業。本格和食から、簡単な和テイストのおつまみまで幅広く提案。唎酒師の資格も持ち、日本酒と料理の合わせ方などを提案している。雑誌、メニュー開発などで活躍中。著書に『温故知新 和食つまみ』がある。
※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。
写真:田村昌裕 文:編集部