春のスパイス料理
しっとりと味の染みた"タンドリーチキン"

しっとりと味の染みた"タンドリーチキン"

ヨーグルトの力で鶏肉が柔らかくしっとり仕上がります。今回は皮なしのもも肉を使ってヘルシーに!皮付きのもの、胸肉、ささみでも同様につくれます。春のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。

“タンドリーチキン”のつくり方

スパイス入りのヨーグルトでマリネした鶏肉は中までしっかり味が入って、柔らか。マリネする前に、塩やおろし玉ねぎ、レモン汁をもみ込んでおくと、味がよくなじんでおいしさが倍増します。網の上で焼くことで余分な脂が落ちて、思いのほかマイルド。

使ったスパイス&ハーブは

ガラムマサラはカルダモン、シナモン、クローブなどをブレンドしたスパイスで、豊かな芳香が特徴。パプリカパウダーは着色と香りづけに使う。

スパイス&ハーブ

材料材料 (つくりやすい分量)

鶏もも肉2枚(皮なし)
小さじ1と1/2
玉ねぎ大さじ1(すりおろす)
生姜1片分(すりおろす)
にんにく少々(すりおろす)
レモン汁大さじ1
プレーンヨーグルト1/2カップ
ガラムマサラ大さじ1と1/3
パプリカパウダー小さじ2

1下味をつける

鶏肉は水気を拭き、余分な脂身があれば取り除いて4等分に切る。ボウルに入れ、塩、玉ねぎ、生姜、にんにく、レモン汁を加え、手でよくもみ込む。

下味をつける
鶏肉はヨーグルトに漬け込む前に下味をつけておくと、中までしっかり味が入っておいしくなる。

2スパイスを加える

ヨーグルトを加えて混ぜ、ガラムマサラ、パプリカパウダーを加えてムラがなくなるまでよく混ぜる。

スパイスを加える
ヨーグルトを加えて混ぜる。ヨーグルトはあらかじめ、なめらかになるまで混ぜておくとよい。ガラムマサラ、パプリカパウダーを加える。好みのスパイスを加えてもよい。

3室温に戻す

室温で30分置く。すぐに焼かない場合は冷蔵庫に入れ、焼く前に室温に戻す。

室温に戻す
ムラがなくなるまでよく混ぜ合わせ、香りと色と味をつける。この状態で冷蔵庫で2~3日保存可。

4焼く

天板にオーブンペーパーを敷いて網をのせ、3の鶏肉を並べたら200℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。

焼く
天板でもいいが、網にのせて焼くと余分な脂が落ちてくどさが残らず、ふっくらと焼き上がる。

5仕上げ

竹串を刺してみて透明な肉汁が出てくれば焼き上がり。トレビス数枚(材料外)を敷いた器に盛る。

完成

教えてくれた人

小堀紀代美 料理家

小堀紀代美 料理家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人となる。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:木村拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。