食べ応え抜群のから揚げレシピ
おかずにも酒のアテにもなる"から揚げだし巻き"

おかずにも酒のアテにもなる"から揚げだし巻き"

う巻きの要領でから揚げを巻いた和の一品。卵に鶏肉。親子ならではの相性のよさでリッチな味わいに仕上がります。鶏を味わい尽くすから揚げレシピを料理研究家の今井 亮さんに教えてもらいました。

“から揚げだし巻き”のつくり方

旨味の強いから揚げでも、だしを効かせた卵で巻くことで、全体が優しい味わいに。親子丼にも似た安心感あるおいしさだ。ご飯にも酒のアテにもなる。熱々のときはもちろん、冷めても美味。

おいしさのコツ!
卵で巻きやすいよう、から揚げは平たく切って使おう。具が入るぶん、巻きづらく卵が崩れてしまいそう……という場合は、菜箸の代わりにフライ返しを使って卵を巻くと失敗しづらい。

材料材料 (2人分)

から揚げ100g
3個
サラダ油適量
A
・ だし汁1/4カップ
・ 味醂大さじ1/2
・ うす口醤油小さじ1
・ 砂糖小さじ1/2
・ 塩小さじ1/4

1から揚げを温める

から揚げは電子レンジで軽く温め、平たくなるように半分に切る。

2卵を溶く

ボウルに卵をしっかり溶き、Aを加え混ぜ、ザルで濾す。

3卵を焼く

卵焼き器にサラダ油大さじ1/2をひいて中火で熱する。卵液を1/4量流し入れ、半熟になったらから揚げを奥側へ横一列に並べる。奥から手前へ、から揚げを芯にして卵を巻いていく。

4仕上げ

卵を奥に寄せて卵焼き器にサラダ油を薄くひき、残りの卵液の1/3量を流し入れ、巻いた卵の下にも流し入れる。半熟になったら、奥から手前に卵を巻く。この作業をあと2回繰り返す。、Aを入れてさっくりと和える。

完成

教えてくれた人

今井 亮 料理研究家

京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 最強!から揚げレシピ」に掲載したものです。

cyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
dancyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
A4変型判(120頁)
2021年11月29日発売 880円(税込み)

文:安井洋子 写真:キッチンミノル

安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。